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ON AIR#710 ~スペーストラベラーズ(2000)~

映画
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スペース

なんだあのラストは……。
それまでの展開はテンポもよく、軽い笑いを織り交ぜながら、銀行強盗とその人質がいい意味でとんでもない方へと事態を変えていく。こういう台詞、こういうトリック、いいものはけっこうある。それなのに、ラストで台無し。なんだよありゃ。
本広監督を始め、「踊る」のスタッフがそれまでとは違ったテイストで撮ってくれればなあと無念さが残る。岡田惠和という脚本家も、好きなのだが、あのラストの構成はさすがに頂けず。キャラクターの構築の不備を上手くストーリーの運び方で隠していただけに、最後に全てが露呈してしまう結果に。主人公の三人も他の登場人物も全て中途半端。せめて、最後まで笑えて許せてしまうエンドマークくらい書いてくれよ、と言いたい。
本広監督が映画を撮ると、どんなシナリオであろうと、キャラクターにあるべき人間臭さが消えてなくなってしまうんだよな。人間を長いスパンで追求していくテレビならいけても、映画では通用しないということです。
映画は商業主義の基に成り立つ娯楽ですが、それが極端になるととたんに腐ってしまうことを教えてくれる映画でしょう。映画を観て腹立つのはそうそうないんですが、今回ばかりはお許しを……。
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