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Radio Wavelog -Contact Of Personality-

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ON AIR#4667 “EIGHTH GRADE(2018)”

映画
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巷では大相撲協会がSNSを禁止しようとしたり、
会社ぐるみでSNSは辞めましょうという企業もあるようだけど、
なんたる時代錯誤なんだろうと、僕は思う。
この先数十年で、SNSが跡形もなく根絶されることは、
よほどの革命が起きない限り資本主義社会では不可能なのだ。
そのなかで、SNS無しで企業運営を図っていこうというのは、ありえない。
そしてそれは、個人レベルでも同じことになっていくと思う。
僕ですらこうして何かしらの発信をしているし、
そこから繋がる人間関係、社会との接点は、無限になる。

SNSは10代の若者の人間形成のすべてではないが、
一度しかない青春をよりよいものにする大事なツールには十分なっている。
そして、そんなネット上の飾り立てた虚構の自分を脱ぎ捨てた自分が、
みっともなく、それでいて確かな自分を意識し、認めていく。大人になっていく。

実に特殊な時代にはなったものだけど、
それは、いわゆるSNSがなかった時代から、同じことだった。
僕も、映画だとかラジオだとか、そんなものに没入して、
心のなかにいる「かっこいいはずの自分」と付き合っていたと思う。

時代とともに、使われるモノやとりまく環境が変わっただけで、
青春、とりわけ青春映画というのは常に普遍的な感動を併せ持ってそこにある。

つまり、何が言いたいかというとね、
『エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ』は、
バリバリのSNS世代、20代の新人映画監督が手掛けた、
次世代の、新しい青春映画でありながら、
決して色あせることのない、家族や友情の物語としてもちゃんと成立していて、
油断していると最後でめちゃめちゃ泣きますよ、ということなんです。

要注意。
では、また。


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