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ON AIR#4646 “男はつらいよ(1969)”

映画
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寅さんを見たことがなかった。
シリーズ作品が多すぎたっていうのが理由なんだけど。
純粋なシリーズ作品は48作もある。
全部観るとなると……途方もない時間がかかる……そう思って、遠ざけていた。

でも山田洋次さんの代表作を観ないわけにいかないと思っていたのと、
昨年に50周年記念の新作が出たこと、
そして寅さんがシリーズ最終作(1995年)で神戸でボランティアをしていたと知ったから。
それが渥美清の遺作で、一年後の1996年に渥美清が60代という若さで亡くなってしまったことも、
僕の心に残った。

阪神・淡路大震災から25年の今日。
最終作までには時間がかかるかもしれないけど、第一作からちょっとずつ、観ることにします。

その第一作、どの登場人物も素敵だったのだが、
さくらに告白する博の科白がとんでもなく、よかった。さくらへの想いに、一番、ぐっときた。
前田吟さんの眼差しも、驚く倍賞千恵子さんの眼も、すべてが。
この科白を聴いて、当時どれだけのオトコたちが共感したんだろう。
あんな瞬間や、こんな瞬間。
その人生を前田吟に投影したひとはたくさんいたんじゃないだろうか。
50年経った今でも、ここでオトコは感動している。
この科白が聴けただけでも、観てよかった。

寅さんですらコレなので、
『釣りバカ日誌』シリーズも、もちろん、通ってません。
山田洋次さん、申し訳ないです。



では、また。


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追記。

ルミナリエを去年見たときも思ったけど、
あっというまに25年も経ってしまったんだな。
地下鉄サリン事件も、神戸であったあの有名な少年事件も、あった。
蛇足かもしれないけど、平成ガメラ第一作の公開もその年。 
思えば物凄い年だったんだ、1995年。
埼玉に生まれたので、当時小学生だった僕は、どこか遠い世界のようにも感じていたかもしれないが、
地震の怖さを知ったのは、やっぱりそのとき。
いま、若い世代は、2011年の震災を思い出すんだろうけど、
僕はテレビ越しだけど、都市機能が麻痺、崩壊する様を見ているから。
少しでも備えがあれば、と思う次第。
災害は起こる。
でも、哀しいことが少しでも、抑えられるように、やらなきゃいけないことは、ある。
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