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ON AIR#487 ~ヘンダーソン夫人の贈り物~

映画
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ヘンダーソン夫人の贈り物(2005)

ふざけた笑いが心を和ませるが、要所では、ほろりと涙を誘う、バックステージ物語。
ジュディ・デンチの存在感が何より素晴らしい。面白おかしいお婆ちゃんでありながら、女性的な美しさを漂わせている。

大富豪の夫を亡くした老未亡人が、莫大な財産を前に、自分の生き方を見つめ直し、その先にウィンドミル劇場があるわけだが、そこに関わるさまざまな人々、つまり支配人や役者たち、それぞれにもドラマが存在する。しかし下手をすれば話の筋がズレがちな題材を、見事に一つにまとめているところがいい。

大きくまとめて、第一部では夫人の生きる道を見つける話、二部では劇場の成長、第三部では戦時中の劇場、とある。構成のバランスがよく、飽きない作りになっていたのも喜ばしい。

戦争という災いの中で、それでも舞台を続けようとする夫人の信念に、最後は励まされることだろう。どんな逆境が相手でも、生きがいを続けることに、間違いはないのだと、彼女は教えてくれる。
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