ON AIR#3819 “KATA IN KABUKI”

部屋でテレビを視ていたら、
コント番組『LIFE!』の再放送に市川猿之助さんが出ていた。
ああ、面白かった、コントなんだけど、
しっかり歌舞伎をされておられた。
そして着付けの美しいこと美しいこと。
どうやったらあんなに完璧な着付けができるんだ。

「“型”こそ、表現への近道」
という言葉は、胸に響いた。
どうしても型だとか基本だとか飛ばしてしまいがちになる。
けれど、やっぱり個性を出すには、
きちんとしたベースがなくちゃいけないんだよ。
そこを無視した芝居だとか、作品作りだとかを見てしまうと、
やっぱり自分は腹が立ってしまう。

そのまま基本通り、台本通り演じるだけで、
実はすっと、道が開けたりするはずなんだけど、
どうしても余計なものを足してしまったりするんだよな。
そこは、反省していかなくちゃいけない。
ベースを大切にしないで、小手先だけで工夫するのは、
それは作品への冒涜だと思うなあ。

録画していた『落語 THE MOVIE』も視たけど、
出演されていた波岡一喜さんがほんとかっこいい。
普段映画でされているような強面じゃない、
そんな波岡さんのお芝居、ぜひ見て欲しい。
実は江戸村でちょっとだけお話させてもらって、
こんな自分にも優しく、気さくに話してくださって、
改めて波岡さんの懐の深さを感じたなあ。
俳優を長く続けてる方は、やっぱり良い人なんです。
うん、普段の強面は、やっぱりメイクなのか……?

落語も、どちらかといえば「型」を極めていく話芸だ。
自分ら俳優は、どうしても「感情」に重きを置くけれど、
その感情を作り出すまでの鍛錬を、していこうと思った。

だから昨日書いたストレッチの話も、鍛錬のひとつ。
舞台の上ですくっと立てればなあ。
では、また。


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【見るからに、猫背】
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