ON AIR#3658 “60's Elegy”

ストレイドッグの舞台は大型連休でも関係なし。
よかったらワーサルシアターにお越しください。
『淑女(レディ)のお作法』、『レディ・ゴー!』が盛況のようです。
私はたぶん、五日夜にしげBARスタッフになるかと思います。
何の仕事すればいいのかまったく知らないけれど。

高速道路の渋滞が大変なことになるのはいつものこと。
いくら車間距離だなんだで渋滞緩和だのなんだの言ったところで、
わけのわからんドライバーは絶対いるし、
連休でも、仕事の関係で急がなきゃならん方々もいるにはいるだろう。
巡回公演とかやっている自分が言うのは説得力がないけど、
前にも書いた通り、私は車が苦手で、普段は自転車なので、
渋滞の辛さは分からない。

自転車はやっぱり気持ちいい。
私の自転車は相変わらず壊れていて、坂道をまったく上がれないのは困っているが、
今の時期が一番気持ちいいんだよ。
特に、靖国通り~外堀通りを、水道橋、秋葉原方面に向かって走るのが。
走れば分かるのだが、あそこは緩やかな坂になっていて、
下るときは自然にスピードを感じられるのだ。


大型連休の間は当然ながら巡回公演はない。
本来、俳優は世間一般的な休日にこそ働かなくてはいけないので、
できれば働きたいのだけど、学校は平日しかやっていないのだから仕方ない。
でも、空いた時間こそ、だらだらせず、勉強を続けていかなければ。
移動に自転車を使っているのは、運動不足解消みたいなもんだ。
最近じゃ、巡業だけじゃ体重が減らないので。


元後輩の栗原孝順クンが出演している、
劇団チョコレートケーキさんの舞台『60's エレジー』がかなり良かった。
自分自身、そんなに観劇できてるわけではないけど、
政治色というか、この国の在り方を問う、古川健さんの本のかっこよさはいつも通り。
でも、なんか今回の作品は、
日本国がどうこう、というより、日本人が持っている、(あるいは、かつて持っていた)
とても「人情」という言葉では表現しきれない、根源的な温かさ、美しさを、
135分に渡って、丁寧に、丁寧に描き上げていた。
栗原クンも、すっごく難しい役で、物語を背負う役割で、
大変だったとは思うけど、あのラストは涙を誘うものだった。

劇団チョコレートケーキのフロントである、日澤さん、古川さんも、お元気そうで何より。
この縁には、本当に感謝しかないし、
栗原クンが、チョコさんの舞台に出るっていう縁も不思議で、
曲がりなりでも、長く頑張って続けてきて、よかったなと思う次第だ。

戦後の高度経済成長がもたらしたものって何なのかな、と。
その日の夜の渋滞のニュースや、憲法施行70年のニュースを見て、考えた。
豊かさによって、忘れていったものが確かにあって、
忘れたがために、この国は、肝心なところで大きな過ちを犯す、
そんな予感がするんだよなあ。
予感に終わればいいけど。

もう、貧しさや、戦争のイメージなんて、政治家はないんだろう。
地雷原を知らない人が、平原に足を突っ込むようなもの。
想定外のことが起きてからじゃないと、気づかない。


今日見てよかった。
5月21日まで、新宿御苑、サンモールスタジオで上演しております。

では、また。

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【栗原孝順クンと】
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