ON AIR#3636 “Hanashika”

5月からの芝居の演目の科白、だいたい覚えたんじゃないだろうか。

と、そうは思っても、結局不安になったりしてまた台本を開く。
家でブツブツ読みながら覚えたり、
喫茶店でじっくり自分の科白の気持ちを考えて解ったように思っても、
いざ稽古場で相手役のひとと動いてみたら全然科白が出てこなかったりして。
そんなことの繰り返し。
稽古場に入ってからじゃないと、
科白だけは覚えてても、役自体は全然解ってなかったりするし、
こればっかりは試行錯誤である。
とりあえず、早く本格的な稽古に入りたいなあ。

一度本番に入っちゃうと、
いくら台本を開いても、初めて読んだあのときの興奮や感動が、
もう浮かんでこなかったりして、
ただ活字を見ているだけになってしまう。
今回はそうならないように、とにかく自分より相手の科白を聴くように読む。

きのう、録画してた『プロフェッショナル 仕事の流儀』を見てたけど、
春風亭一之輔さんはカラオケでひとりで練習されるんですね。
普通すぎるくらい普通で、でもそういうひたむきな姿勢が、
あの面白さにつながってるんだと思うと、
ああ、こんな自分でもひたすら一生懸命台本を向き合うしかねえなって、
思っちゃいますよね。

特効薬なんてないんだなと……。
自分が芝居をうまくできるような健全な状態でいないと。
そうなるように磨いていくことは、とにかく大変です。

演じることをやりだした十年前の俺に言いたい。
なんでやりたいなんて言い出したんだよ、と。
大変なことになるぞ、やめとけって。

だから、お芝居を純粋にやりたいって思ってくれる子に出逢うと、胸を打たれる。
もうちょっとがんばろう、見て、追ってもらえるような後姿で走っていこうって、そう思う。

では、また。

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