ON AIR#3634 “Drawing Power”

ゆかわさんが出演された『たまべん』と、
芦川誠さん、重冨の出演された『結婚式』。
どちらも今日が千穐楽。

映画とは違う舞台の面白さを改めて教えてもらって。
30代のオジサンや中学生を演じても、中学生に見えてくる。
山田邦子さんが30代前半の美人キャリアウーマンに見えちゃうんだもん。
相当な想いと演技力がないとできないこと。
ゴジラを人間が演じても、ゴジラに見えてくるっていうアレ。
なかなか映画ではできないことなんです。

ああ、でもインドで大ヒットした映画『きっと、うまくいく』の主演のアーミル・カーンは、
40代で学生の役を完璧に演じていた。
メイクや映像技術で、いくらでも年齢なんかごまかせる時代だけれど、
アーミル・カーンは自然体で、どっからどう見ても20代の若者には見えないはずなのに、
いつの間にか、受け容れている。
そう、演技力ももちろんだけど、あれは受け容れるお客さんの想像力も、助けてくれたと思う。
だから、結局、作品は見るひとが何を思うか、なんです。

『きっと、うまくいく』が早稲田松竹で上映されるんですね。
3時間越えのとんでもない映画なんですけど、めちゃくちゃ面白い映画。
同時上映(二本立て)の『PK』を自分は観たいんだけど、時間があれば。


最初に戻るけど、そういう良い舞台を目の当たりにして、
自分が大好きな舞台の原点が、そこにありました。
あまり舞台にジャンルだとかいうのは決めつけたくないけど、
私はこういう舞台が好きで、こういうのに出たくて、やってきたんだよなー。
熱演でもなく、感動を押し付けるでもなく、気づけば笑いながら涙が出ているような作品。
私のなかの傑作の基準なんて曖昧だけど、寄り添う感が一番好きかもしれない。

では、また。
届かせるって、大変です。


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【いっつぁはーもにー】
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