ON AIR#3542 “THE GRADUATE(1967)”

今年の土曜日はね、どんなに忙しくても、一本くらいは映画を観ようかなと思ってるんだよね。
んで、前に観た映画なんだけど、映画『卒業』を観たらすっごく感動してね。
圧倒されちゃったよ、もう、すべてにおいて。
もう50年前の映画にもかかわらず、輝きに満ちていたなあ。

ダスティン・ホフマン、このとき30歳。
当時自分と同い年の俳優が、こんな凄い映画に出ていたということ。
嫉妬だとか羨望だとかも超えた感動がそこにあったなあ。

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19歳くらいのときに観たんだかなあ。もう定かではないんだけど、
こんだけ内容覚えてないってことは、当時はあまり面白くなかったんだと思うんだ。
でも、いま観て、こんなに感動したっていうのは、いったいどういうことなんだか。
とにかく、昔はダスティン・ホフマンにも、アン・バンクロフトにもまったく感情移入できなかったんだ。
自分がこの年齢になって、剥き身になった情の正体みたいなものを探れるようになってしまったのかねえ。
正直、そんなにオトナになったつもりはなくて、むしろ、いまだにガキのような価値観しかないとは思ってるんだけどね。
過ちを犯すひとたちのことが、それなりに解るようにはなったかもね。

とにかくこの主人公は嫌われる。
大人たちには罵られ、大家にも追い出され、とにかく周りから毛嫌いされ、
社会からはみだしたくないのに、いろんな悪意からはみだし者にされていく。
そういう悲しさ、むなしさなんかは、もう身に沁みるよね。
人間社会になじめないまま生きていかなきゃいけないひとは、少なからずいるんだよ。
自分のせいだって、言われてもさ。それでも生きなくちゃいけない。
いろんな要因がある。現状には。

では、また。
情も欲も愛も、面倒なのに溺れてしまうね。




Mrs. Robinson/Simon & Garfunkel
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