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ON AIR♯37 ~善悪とは?~

フリートーク
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ついに、我が文芸学科のゼミ誌というものが近づいて参りました、とにかく作品を書かなくてはなりません。
今日の文芸ゼミで、「善悪」をテーマに書こうか、という話が出たので、本当に「善悪」になてしまわないかプルプルしています。こんな僕が本当に書けるのだろうか・・・

ただ「善悪」に関して思うことが少々あるので語らせて。

今日、小説とかのネタを考えながら飯を食べ、ふとテレビをつけたら、「TVのチカラ」という番組をやっていた。この番組、そんな真剣に観たことはないのだが、結構、未解決だった事件を本当に解決させたことがウリの番組らしい。

今日はこんな内容の話をずっとしていた。

SOS-099 11の顔持つ魔性の女…品川スナックママ殺害
http://www.tv-asahi.co.jp/telechika/contents/sos/0099/index.html#f1

それで、指名手配の女性についての情報を生で募集していたり、その女性のやったことなどを、極端なイメージ映像などで紹介していた。視聴者の良心や善意を煽るために。

指名手配の女がやったことは確かに許されることではない。自分の身になって考えたら本当に恐ろしい話なわけだし。

だが、なぜ僕はこの番組を冷めた目で見ていたのだろう。飯を食っていたからか?疲れていたからか?違う。

この番組に出演しているタレント、アナウンサーの顔つき、言動についていけなかった。
「自首して欲しい」とペラペラとしゃべる女性タレント。神妙すぎる顔つきで語る落語家。結局は番組の進行しか考えられないアナウンサーのしゃべり方、すべてが鼻についてしまった。それが、犯人を何が何でも悪人にしようとする極端にもほどがあるイメージVTRと相まって、一気に一歩後ろからこの番組を見つめるようになってしまったのだと思う。

「自首して欲しい」と、直接会ってもいないタレントから軽々しく言われて、はいそうですネと自首するバカがいるのだろうか。犯人にとって自首することは相当のリスクを背負うはずだ。
テレビに映るタレントは多くの国民の目の前に現れる以上、「仕事だからやってる」という雰囲気を出してはならないと思う。難しいことだが、それをしてしまった時点で、少なくともこの番組の「チカラ」は失ってしまうだろう。

彼らタレントが今日やっていたことが果たして本当に「善」なのか。

のび太が言うのはどうかとも思うが、テ○ビ朝日が放送する、こういう一見キマジメに思える番組はあまり好きではない。「たけしのTVタックル」も、「所詮はバラエティじゃん」というノリが大嫌いだ。かつて日朝首脳会談とともにさらに明るみに出た北朝鮮の拉致についてさえも、出演していた政治家や著名人たちが笑いに持っていってしまったあの不快感は今でも忘れられない。

単に固い人間だと言われればそれまでの話だ。だが、日本を取り巻く情勢について議論する番組までも笑いに変えてしまうのであれば必要はない。おちゃらけたバラエティはテ○ビ朝日には他にたくさんあるのだからそれにまかせればいいだろう。「ロンドンなんとか」「愛のなんとか」とか。



そしてもう一つ。今日行われた、日韓の首脳会談。やっぱりというかなんというか、まだまだ話し合うべきことがたくさんあるようで。自分はいつも帰りが遅いので、そこまでメディアからの情報をたくさん得てるわけではないけれど、今日はさすがに大きく取り上げられてましたね。

純ちゃんがどんなに不戦の誓いを込めて参拝したとしても、韓国としては控えて欲しい。やっぱり戦犯がいるところなんだから・・・という状況はまだあまり変化が見られない。

自分は人の神経を逆撫でしてまで参拝する度胸はないんだけどね。純ちゃんは首相を辞めてから何度でも参拝したらいいじゃんとも思うのだが、うまくいかないもんですね。

歴史認識歴史認識と騒がれてるけれど、なにも韓国だけが頑張ればいいもんではない。日本だって頑張らなくてはいけない問題もたくさんあるわけだ。

文芸ゼミの先生や友人の意見も借りて説明すると、たとえば日本は原爆を落とされたことに関するドキュメンタリーとか、物語とか、日本が「被害者」である話は簡単に作れるし、耳にもするけれど、日本が侵略を行ったとか、どこどこを植民地にしたとか、「加害者」である話はめったに聞くことができない。自分勝手な要素も日本は十分持ってるんですな。

北朝鮮への制裁(アサリも含め)とか、日本がかつてアジアに対してやったことの真偽とか、いまだに納得行かないことばかりだろうけれども、日本も少しずつ理解して歩みよらにゃ。何度もいうけど、相手を嫌うだけじゃだめなんだということ。僕だってヨン様は好きだし、MADE IN CHINAの洋服を着てるわけなんだからね。
70歳を越えた文芸ゼミの先生は「俺だってアメリカが中途半端な対応しかしてこなかったら原爆のことは許してないよ。だから日本も、これからもずっと自分勝手なことはしちゃいけないんだ」というようなことを仰っていた。今でこそうろ覚えで申し訳ないのだが、本当に胸に沁みる一言だった。

日本は「善」?

韓国は「善」?


曲はOasisで「Let there be love」。
サウンドは思いっきりジョン・レノンを意識している。
オアシスのファンであれば、リアムが“Let there be love.――愛がそこにありますように――”と祈るように歌うその声に、何かを感じずにはいられないだろう。
最新アルバム「Don't believe the truth」の最後に収録されている感動バラード。
「真実を信じるな」。自分も含めて、何が真実なのか分からない時代だからこそ、オアシスは「愛」にこだわっているのかもしれない。まさにビッグマウスは相変わらずだが、その実力はやはり最高峰だ。
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Comments 4

のび太は受験生  
コメントないので自己レス。他人のブログを読んで感じたこと。


何が正しくて、何が間違ってるのか分からない。
韓国をケチョンケチョンに言ってるブログがほとんど。でもそれを自分は素直に信じることができなかった。

もしかしたら、というか、きっと僕は間違った意見を言っているのであろう。日韓首脳会談についての僕の意見も、TVのチカラへの批判も、僕は絶対に正しい意見だとは思わない。日本の主張に賛成したいこともある。

だが、何かを嫌ったところでいいものは何も生まれないのは事実だ。ただ憎悪、苛立ちのみ。

「嫌う」ことと、「批判」することは全く違うような気がするのだが。僕にはすべてのブログが、韓国をハナから嫌っているようにしか見えない。

自分は嫌うことも、批判して非をつくのもあまり好きではないからなのかもしれないが、どちらかというときれいごとばかり言っている人間だ。自分がこういうことに口を出すたび、それがきれいごとだと気づいてしまい自己嫌悪に陥ってばかりだ。これをどうやってなくしていけばいい?他のブログみたいに嫌えばいいのか?

解けない宿題は、まだまだ存在するのだということだ。

誰か、教えてくれ。何が正しいか。

2005/06/22 (Wed) 00:27 | EDIT | REPLY |   
のび太は受験生  
つけたし


なので、どのブログにもトラックバック送信できなかった。臆病になってしまった。俺の器の小ささを思い知った今日この頃。

2005/06/22 (Wed) 00:29 | EDIT | REPLY |   
tsukasa  
偉そうな発言を許して下さい。

解けない宿題がたくさん、きれいごとしか言えない、そんなのび太さんでいいんじゃないかと思います。
私はきれいごととは思いませんが…。

私は今まで生きてきて、答えが出たことなんて数えるくらいしかありません。
でもまた明日がきて新しい問題に突き当たる。
でもそれは絶望ではなく、むしろ面白いことだと思うのです。
いちいち悩む自分に安心するというか。

のび太さんの葛藤は決して無駄なものではないはず。
今は辛いかもしれませんが、あまり気負いすぎないで下さいね。

2005/06/22 (Wed) 17:51 | EDIT | REPLY |   
のび太は受験生  
>tsukasaさん


コメントありがとうございます。最近はキャンパスライフばかりで、いまいち分かりにくいブログになってしまってすみません。

韓国の歴史の解釈と、日本の歴史の解釈は、違うところが多いですね本当に。互いに生きてきた道が違うのだから当たり前ですが。

それでこじれて関係が悪化していくのを見ていくのは辛いです。日本ではこんなに韓国の俳優や歌手が頑張っているのに。smapの剛くんがあそこまで熱くなった国であるのに。

どんなに文化交流が盛んでも、政治や経済でこじれることはどの国が相手でもあることです。それでも、裏、特にネットの世界でここまでいがみ合っているのは、とても歯がゆいですね。

それでも自分は、芸術学部にいる以上、芸術の力を信じていたりします。才能もない自分ですが、時に不思議なパワーを起こす芸術を愛していることに変わりはありません。

いろいろと考えて思ったのは、日韓の間でどんなに歴史認識が違っても、ひとつだけ似てる部分があることに気づきました。

日本人も韓国人も、ほとんどの人が「戦争」を憎んでいることです。どこかの国のように、決して戦争を栄誉の対象にしていないこと。これは一つの希望なのではないでしょうか。

2005/06/24 (Fri) 04:05 | EDIT | REPLY |   

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