ON AIR#3507 “ #nxtosaka ”

WWEの下部団体、NXTが大阪にやってきた。
下部団体というと、二軍のようなイメージがあるけど、まったくそんなことはない。
試合展開はWWEをしのぐ面白さ、トップを目指すスターたちがギラギラしながら試合をしているのを見ると、
NXTはもうひとつの独立した団体のようにも思えてくる。

たまたま、巡業の関係で大阪でオフがあったので、見きれ席から観戦したけど、
あっという間に魅せられた。
ハウスショーだから決してNXTのドラマとは直接関係なくてもいいのだが、
最近はネット番組で容易に放送できるらしく、この試合の模様は撮影され、全世界で視聴ができる。
そういうこともあって、王座移動はあるし、白熱した試合展開にエディオンアリーナは沸きに沸いた。

私がWWEを知ったころというのは、年末にもなると必ず、大みそかにやる格闘技番組で、
どのカードが組まれるのかという話題で持ちきりだった。
ちょっと前には、ゴールデンタイムでプロレスが観られることもあったけど、
私の10代、20代の前半などは、やっぱり総合格闘技全盛の時代だったように思う。
それから日本のプロレスはまさに斜陽という表現が似合うようになってしまったのだけれど、
そういう荒波を乗り越えて、いままたプロレスが、たくさんのひとに受け容れられるようにはなってきたのかな。
BSだとか、専門チャンネルとか、ネットとか、媒体が多様化したっていうのは大きいよね。
暗い時代を乗り越えたひとたちが、海外のメジャー団体で活躍してるというのもうれしい限りだ。
自分はどちらかというと、というか、最初からほぼ海外のプロレス、WWEを好きでいたので、
世間のプロレスファンとはちょっと違う感覚なんだけど、それでも日本人が、WWEで活躍してくれているということがうれしい。
TAKAみちのく、FUNAKIがパイオニアだったとは思うけど、
それから先の日本人のスーパースター(WWEプロレスラーのこと)は、申し訳ないけどぱっとしない印象があった。
私が少年~青年時代のWWEというのは、どうも人種に対する偏見が根強く残っていて、
黒人でトップで大活躍できたのはブッカーT、黄色人種だとTAJIRIくらいしか華々しい活躍はできなかったと思う。
実力の有無、といえばそれまでだが、ある程度、団体のプッシュありきで勝ち取っていく側面も、WWEにはある。
しかしこの近年、HIDEO ITAMIの参戦から始まり、ASUKA、さらにはSHINSUKE NAKAMURAが下部団体とはいえ王座を争うスーパースターになっている。そのうえ、今度は飯伏や戸澤も軽量級スーパースターを盛り上げる存在としてネット番組で試合をしてくれるようになったし、極めつけは、来年になってからすぐ、TAJIRIがWWEスーパースターとして帰ってくるというのだから驚く。
少し前のヨシ・タツとかの冷遇はなんだったのか、と思ってしまうくらい、それぐらい日本人スーパースターを取り巻く環境が激変しているのだ。

どうしても、巡業をやるようになってから、WWEの状況を追うのはネットとかSNSから引っ張って確認するだけになってしまいがちなのだが、来年のWWE、そして下部団体のNXTからは目が離せない。
海外のプロレスはショー的要素が強くて、それゆえに毛嫌いするひとも中にはいる。
でも、なんでこんなにプロレスは見ていて熱くなるんだろう、感動できちゃうんだろう。涙が出るんだろう。
ショー的要素は表向きで、その中にある魂は、シュート(ガチンコ)だから、だと思うけどね……。

では、また。


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