06 2016

ON AIR#3480 “ROOM(2015)”

遠い海の向こうでは新しい大統領が、
近い海の向こうでは疑惑の大統領が。
どんな形であれ、国民というのがいかに政治に、自分の住む国の未来に、
憂いや希望、怒りを感じているのかが解る。
先進国でこんなにも退廃的なのは日本だけじゃないか、という危機感。
誰がやっても一緒でしょ、という空気感とか、
戦後は事実上自民党の独裁政治だったこととか、
いろんなことが混ざって、変化は起こらないって、みんながみんな諦めてしまっている。
一人一人はいまで精一杯だけど、
政治家は選ばれた以上、100年後、200年後のために、現在を生きなきゃいけないわけで。
ああ、なんだか大変だなあ。

役者はあまり政治発言はしちゃいけないって思ってるけど、
考えておくことは大事だね。

詳細な知識をつけろ、とまではいかずとも、知っておく、見ておくということをしなければ、
やっぱり役者としての表現は身につかないと思うよ。
社会の中の人たちを自由自在に演じ分けなくてはいけないし。
右にも左にも動けなくちゃいけないからね。

自分も馬鹿なりに、いま日本で、世界で、何が起こっているかは、敏感に察知なくては。
そうしないと、私たちの演じる作品は、無味無臭で、時代に取り残されてしまう。

そんなことを考えた。
『ルーム』っていう映画を観て、さらにその思いは強くなったなあ。
自分の部屋が世界のすべてであるかのように生きているひとばかりのように思えて。


では、また。

Room_Poster.jpg
アカデミー主演女優賞に値する存在感!
ブリー・ラーソン、すげー大人っぽいのに俺より年下。
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