ON AIR#3227 “Tragedy of KEBABU”

渋谷駅を出て、明治通り沿いを恵比寿方面に行こうとすると、左手に小さなケバブサンド屋さんがあった。
しかも、新宿とか、ほかの場所で見かけるケバブの店と違い、お客さんが絶えない。
行列とはいかないまでも、必ずお客さんが何人かそこに群がっているのだ。
近づいてみると、なるほどほかの店に比べてサイズがでかい。そして作ってるトルコ人のおじさんがとても陽気だ。
やってくるお客さん全員になにかしら口説き文句というか、お褒めの言葉をかけるのだ。
「オニイサ~ン、トッテモイケメン、イケメンメ~ン!」
といいながら、太いケバブラップなどを手際よく作っている。
お兄さんでそうなのだから、お嬢さんが来ようもんならテンションが上がりっぱなしだ。
「オジョウサ~ン! トッテモビジン、ビュティホーネー。ツキアッテ~!」
などとはしゃいでいる。
お客さんも、そんなおじさんのノリが好きでやってきているらしく、笑顔で会話を交わしていた。
私はかつてトルコ料理屋さんでアルバイトをしていたし、トルコ料理は大好きだ。
メルハバ~、テシェキュレデリム~なんて、洒落て言ったら楽しいんじゃないかと思った。
それにお腹もちょうど空いていた。勇んで並び、おじさんにケバブラップを注文した。
「アリガトゴザイマス!」
と威勢よく返事をし、おじさんはケバブを切り始めた。
それを見ている私。
「……」
黙々と作っているおじさん。
「あ、あれ……?」と思っていると、おじさんは私の視線に気づいた。
そしてはっと笑顔になり、
「オニイサン、ソノメガネ、ステキネ。ハイデキアガリ。ゴヒャクエンネ」
だって。

……おい!
メガネかい!
トッテモイケメンイケメンメーンって言ってくれないんかい!

では、また。
こんな私でも、俳優はできます。


1456641323863.jpg
【渋谷、CLUB CRAWLにて】
Sound Cloudというバンドの山本陽一さんと。
超カッコイイ曲を作っています。
ここ数年で一気に仲良くなったナイスガイ。
彼こそトッテモイケメンイケメンメーンだよ。
今度の舞台も観に来てくれる。
ほんとうに、いつもありがとう。




♪幸せの色/Sound Cloud
うちらの曲、田嶋くんの舞台で使ってよ~!
って爽やか笑顔で言われちゃった。
そんな権力者じゃありませんよ!
スポンサーサイト
  • Comment:0
  • Trackback:0

Comments 0

Leave a reply