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ON AIR#3220 “laboratory”

岩井俊二という映画監督は、皆さんご存知かと思うけど、
そのひとが出ている番組、『岩井俊二のMOVIEラボ』を毎週視るようになった。
簡単に説明すると、毎週毎週、映画おける議題を決め、
それについて、映画を通して語り合うといういたってシンプルな番組だ。

いちばん面白いのは、映像作家を志す青年たちがスマホで撮影編集した、
たった一分間の映像作品を、岩井俊二監督が優秀なものをピックアップしていくというもの。
これが唸るものばっかりなんですよねえ。
私なんかはもうヤクシャになってしまったけど、唸ってばっかで勝手に嫉妬したりとかね。
ここのとこ、毎週のように岩井俊二監督に選ばれている池田大輝さんとか、きっとこれから伸びるんじゃないかな。
って、何を偉そうに、何様なんだって感じだけど。
「恋をする」回のときに選ばれてた、井口崇さんの作品、映像をパッと見て、
「このひと××なんだろ~な」と思ったら、調べてほんとうに××だった。
あんだけ××××駅周辺の景色とってたらそりゃ判っちゃうわ!

世に出ている映画の、なんでもないようなワンシーンにも、
実は監督やスタッフさんはすごく意味を込めて作りあげてあったりする。
意外なところでそのひとの作家性を知ることができるって楽しいものなのです。
映画のDVDについてるコメンタリーとか、興味津々で聴くものね。
ヤクシャにとっても、勉強になることが語られている。
目をちょっと伏せる、たったこれだけでも、それが恋愛感情なのか、憎悪なのかを表現するアクションになる。
俳優のひとつひとつの仕草が、すべて監督の伝えたいことに直結していくのだから、
演るほうはほんとうに気が抜けない。いっそ抜いてしまったほうがいい演技ができたりもするけど、
それはもっとキャリアを積んで技術やらが伴ってからのハナシだ……。

これは毎回毎回思うけど、もっと映画観なきゃ。
では、また。



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【昨年十月 函館市内の映画館にて】



♪奇跡/くるり
来週も是枝裕和監督がゲスト!
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