ON AIR#3159 “Osami Okamoto”

どうでもいいことだけど、今年は年賀状をたくさん書いた。
二年前、足を怪我して、年賀状を書くくらいしか時間の過ごし方がなかったときもかなり書いたけど、
今年はそれくらい、枚数を書いたと思う。

いろんな人に向けて書いているうちに、
「あ、そういえばあのひとはどうしているだろうか」
と、ふと思い立ち、そのひとの名刺や、携帯電話に入ってる連絡先、
役者など、顔を売る仕事をしているひとならインターネットで調べたりする。
誰かに向けて手紙を書いていると、長い一年のなかではちょっとだけの時間かもしれないけど、
そのひとのことを思い出し、考えることができる。

いまどきのメールとかだと、書きたい文章を、予測変換が手伝ってくれたりして、
確かに楽ではあるけど、それって自分の導き出した言葉ではなくなってしまうような気がして。
「また会いましょう」「今度飲みましょう」という社交辞令だって、簡単に言えちゃうもんね。

手紙だと、書き損じとかも含めて、言葉のチョイスはすべて自分の責任である。
集中してくると、本当に思っていることしか、書けないときがあって、そこが面白い。
書き終ってみて初めて、自分がそのひとに抱いていた感情に気づくこともある。

LINEやTwitterは、言葉や、それにともなう感情をどんどん簡略なものにさせている。
それはそれで、いいのかもしれない。
でも一年に一度くらいは、自分の筆記用具で、想いのままに、気持ちをつづるのいいのではないだろうか。


ストレイドッグのプロデュース公演、『暗闇のレクイエム』の公演も、残すところあと一日です。
明日は祝日ですが、新宿シアターモリエールに遊びに来てください。

後輩の宮武も頑張っていました。
ブロマイド買わされそうになったよ。


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では、また。



♪落陽/吉田拓郎
岡本おさみさん追悼で。
孤独な旅を書いたこの歌詞が、やはり一番好きです。
作詞家って、今一度、見直されて欲しいんですけどね。

これも、手紙のような歌詞だなあ。
どこかで会おう、生きていてくれ。
書くことって、言葉って、日本語って、ほんとにすごいんだよ。
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