ON AIR#3153 “The garland would be brilliant for you.”

全国高校野球が始まった。
ワンプレー、ワンプレー、必死に、その一瞬に、全身全霊をかけている球児たちの背中にはいつも心を打たれる。
まるで、彼の人生が、その一日、いや、その数時間しかないかのような。
彼らに明日はない。あるのは、目の前の相手と、そして、共に闘ってきた仲間たちだ。
そんなことを考えてしまうのは、すでに大人になってしまった私たちの身勝手なのかもしれないが、あの灼熱地獄の甲子園にあるのは、きっと高校生たちの一瞬にして燃え上がる魂と、それを通して見るスタンドの大人たちの、まだ消え残る、過去への想い、なのだ。

あの、ソフトバンクの王会長も仰っていたが、どんな形であれ、多くのひとが甲子園からいつかは去り、ときには野球から遠ざかることだろう。だからこそ、一片の悔いなく、野球に打ち込んで欲しいと願う。残るのは「後悔」ではなく、ほろ苦くしょっぱい、流せば笑ってしまえる、そんな爽やかな悔しさであってほしい。

夢や希望の形なんて、これから先、いくらでも変化するんだ。
ならばその一瞬だけでも、誰にもゆずれない夢を、ゆるぎない希望を、持って闘ってもいいと思うのだ。



私には、あのとき、何ができただろう。
これから、何ができるんだろう。
今、何をすべきなのだろう。


では、また。


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