ON AIR#3159 “Dying To Act”

台風が過ぎ去ったと思ったら、今度は夏のような暑さ。
しんどいですね、こんばんは、田嶋です。

『河童の笛』、11公演目、終了です。
埼玉県は川島町で演りました。

子供たちの反応はダイレクトに伝わります。
思ったこと、感じたことを素直に言葉にします。
自分たちのテンポの悪さが、長さにつながったりしているのなら、ちゃんと見直さないといけない。

大きなエラーなどは、なかったんですが、エラーを怖がって、消極的な芝居ばかりしている気がします。
何かから逃げているような、そんな感覚。

いままでできていた、と思っていたことが、ほんとうはできていなかった、ということはしょっちゅう。
実際、いまもそうで、わかってはいても、事実を突き付けられると、きついものです。

舞台『映像都市』にて、先輩俳優に、
「お前の芝居はトレースしてやっているだけなんだ!」
と何度も云われたこと、まさにその通りで。
決められた“型”からはみ出せない、そこから溢れる新鮮な部分はそぎ落とされてしまう。

ここで歌ったり、殺陣をしたり、聞き取りやすい声でしゃべったり、そういう段取りは、具体的な作業です。
でも、科白に真実味を持たせたり、観客に訴えかける演技をしたり、物語の核を掴むといったことは、本当に、感覚的、抽象的な作業です。

いったいどうすればいいのだろう。
三年以上やってきて、私は何も分かってこなかったし、得るどころか、失いながら公演を重ねていただけだったかもしれません。
その、共演者や、作者や、観客への無礼を、いま肌で感じています。


あきらめるわけにはいきません。
ここであきらめてしまえば、それこそ、いままで私が関わってきたすべての共演者、学校さん、子供たちを裏切ることになるから。

楽しさだけ、やりがいだけでは、できない。
もがき苦しむことも、宿命。そこから逃げたままで、達成感を得るだけのヤクシャでは、まだ、終りたくないのです。


では、また。
『メイクルーム』は明日で最終日です。
毎日が初日。そして毎日が最終日。




【燃え尽きるほどに演じよう……!】
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