ON AIR#2960 “Not Too Far”

この日、東京に到着した。
昨日には九州で仕事をしていたというのにだ。
車で数時間飛ばせば、一日かからずに行き来できるのだから、日本という国は狭い。
全国を回る仕事をしているときでさえ、遠いところにいる感覚がないのだから、ほとんどのひとが、実に小さい範囲の中で毎日を過ごしていることになる。

吉田拓郎の歌で、“片っ端から友達に借りまくれば、決していけない場所でもないだろう、ニューヨークくらい”という歌詞があったが、本当にそうなのだろう。いま空港に行けば、何処へだって行けるはずだ。

何かの距離を拡げたり、縮めたりを決めているのは、結局、ひとの心がそうさせているに過ぎない。きっと誰かに恋い焦がれたり、会いたいという気持ちを阻むものは、距離ではないのだろう。物理的な遠さではなく、気持ちが、遠くなっているのだ。

同様に、何かに踏み出せない理由も、目に見えたハードルがあるわけではない。飛び越えなければならないハードルは、いつでも自分のなかにある。

遅すぎることも、早すぎることもない。
大切なのは、生きているのは、いまなんだから。

会いたいひとはいませんか。
行きたい場所はありますか。
思い残した物はなんですか。

では、また。





♪ 永遠の嘘をついてくれ - 吉田拓郎
スポンサーサイト
  • Comment:0
  • Trackback:0

Comments 0

Leave a reply