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ON AIR#2894 “SoundHound”

十月も半ばにさしかかり、徐々に涼しく、寒くなってきている。
これからもっと忙しくなると思うので、身体には気をつけていかなければ。

ところで、この季節だからなのかはわからないが、この数週、やたらと舞台の知らせの連絡が来る。
たいていの場合、多くのカンパニーが基本的に五月あたり(早いとこは四月)から公演の準備を始めて、六月ないし七月に公演の本番を迎える。そこから夏を越え、九月あたりからまた準備を始め、十月ないし十一月に本番があるという流れになる。
多いところだと一月や二月に準備して三月というところもあるけれど、ここらへんはあまり連絡が来ない。やはり時期的に、世間だけでなく、公演をする団体の人たちも忙しいというのが本当のところなのだろう。私の所属する劇団みたいに、ほぼ毎月公演をやれているのは稀有と言ったほうがいい。
ヤクシャ個人でカウントするなら、年二回の出演機会なのだから観に来て欲しいというのもうなずける。
自分の出演した『閨房のアライグマ』を観てくれた方々の舞台は行きたいし、それでなくても観たい内容の舞台もあるのだけど、いまの私は何日も都内にいない場合がほとんどなので、行けない公演も多くなってきてしまうと思います。
メールでもしょっちゅう謝ってますが、ここでも言っておきます。そのときはゴメンナサイ。

私は映画ならかろうじて内容を覚えていたりするのだけど、読んだ小説や聴いた音楽はすぐに忘れてしまうようなヤツなので、それがカタチに残らない舞台芸術ともなればさらに内容を覚えていない。
先に述べたように、ヤクシャ個人でいえば年二回くらいしか出られないのがほとんどなのだ。
たとえばそのヤクシャを応援して何度も見られたなら嫌でも記憶には残るはずなのだが、そうもいかないのが現実である。
(たとえば後輩の松浦康太の大ファンとかだったら覚えているだろうけど。あいつはマグロ俳優だ。演じてなきゃ死んじゃうヤクシャバカ。褒め言葉だよ)
覚えているのは相当感動したか、相当ひどかったか……あるいは音楽が好い舞台である。
たとえそれが専門学校の発表会のようなアマチュアの舞台であろうと、ヤクシャがど下手であろうと、面白くなかろうと、音楽が好いとある程度許せてしまうから不思議だ。
それくらい舞台という表現媒体には、音楽が重要なのだろう。なにせミュージカルというジャンルがあるのだから。ヤクシャが発する音楽ほど、観客の記憶に残るものはない。

しかし、舞台を観に行って「あ、この曲いいな」と思っても、その曲がいったい誰の何という曲なのか、わからないまま終る。
邦楽だったら歌詞を聴きとって検索すればなんとかなるかもしれないが、洋楽だとそうはいかない。
リスニング能力皆無な私にとって、劇場で流れてる洋楽は、どんなに名曲であろうと調べられない。実にもどかしい。

しかしそんな私に、後輩の宮武クンが『SoundHound』という便利なアプリを教えてくれた。
起動して、気になる音楽の出所にケータイを近付けるだけで、その曲がなんという曲なのか判別してくれるというすぐれものアプリである。
宮武曰く、洋楽の認識力はすごいですよ、とのこと。やってみたらこれは確かに便利だ。喫茶店で流れる有線の洋楽とかだったらだいたい教えてくれる。
これで有線だけでなく、観に行った劇場で流れる音楽を調べられるはずだ。
いかんせん邦楽の認識力は弱いのだけど、まあ最近の邦楽で好いものは皆無だし、好いと思った音楽はだいたい聴けばわかるようなバンドやアーティストばかりだ。

そして今日、私はこの『SoundHound』のもうひとつ便利な使い道を見つけてしまった。
J-WAVE!
「え、ラジオの音楽なんてネット検索で簡単にわかるじゃん」と思ったあなた、甘い甘い。
J-WAVEには、日曜の深夜に試験放送が流れていてですね。その試験放送で使用される音楽はホームページでは検索できないわけなんです。たいてい洋楽が流れるし、好い曲が本当に多いのに、調べられなくてずっと歯がゆい思いをしてきた私にとって、こんなに凄い発見はない。

というわけで眠れない日曜の夜は、音楽検索をする。
なんだかとりとめのない文章になってしまい申し訳ないが、このへんで。

では、また。

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