ON AIR#2808 “Seesaw Game”

そしてこの日が千秋楽。

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出発前に、ロビーでスマホをいじる宮武。

二年近く、同じ役を演じさせていただいた。
昔こそ、「千秋楽だから、いつも以上にいいお芝居をしてやろう」という気持ちがあったが、いまはそういう色気みたいなものも考えなくなった。いや、ヤクシャとしてそういう欲はあってもいいのだろうけど、ゴリゴリに意識をすることはなくなった。
稽古してきたことや、いままで本番でやってきたこと以上のものは、その場で意識してできるものではない。
稽古、公演を重ね、壁に何度もぶち当り、その繰り返しの末、知らぬ間にステップを上がっている、そういう成長しかできない。
そこに完璧は存在しないし、そして、放っておけば転げ落ちていくばかりなのである。

結局、今回も、満足いく公演はひとつとてなかった。
ただそのときそのときのベストが、子供たちの心に、響いてくれているといいのだけれど。
民話芸術座さんの作品は、総じて「やさしさ」の意義を問うている。
大人になる過程で、自分自身と向き合い決断しなければいけないとき、そんな「やさしさ」が決め手になれば、嬉しい。

ケネディというステーキ食えるお店で、

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ささやかに乾杯。

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「和牛サーロインほんま旨いっすわ!」
とご満悦の宮武。

宮武は、20歳。
私がヤクシャのまねごとをしだしたのも、この年齢である。
彼にとっては、目の前のことすべてが初めての体験で、いつも新鮮な気持ちで演じているように見えた。
そして心から演じていることを楽しんでいた。
宮武の姿を見て、私も初心に帰ることができた気がする。

「宮武、この一学期、本当にありがとう。迷惑をかけたけど、一緒に『河童の笛』演じられてよかったよ。しばらく江戸村に行っちゃうけど……忘れ……」



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またスマホいじってた。


テレビに夢中な赤池と、幸せそうな笑顔で肉を切っている座長のひらさんも、お世話になりました。
次は、打ち上げで。

では、また。





宮武嵩将がしょっちゅう旅先で聴いてた曲。

♪ 絢香 - シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~
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