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ON AIR#2768 “We Call Him......”

映画
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“STRAYDOG”の舞台『ゴジラ』の稽古も始まっているらしい。
江戸村からいまがわさんと、山口くん、吉野くんも帰ってきて、熱い公演になること間違いなし。

マニアの域には全然達していないけれど、私は怪獣映画が好きである。
東宝特撮の王者、ゴジラももちろんだ。来月にはハリウッド版が公開される。評価は上々らしいし楽しみだ。
昨今の日本映画界の停滞ぶりからすると、もう「特撮」なんて割に合わないジャンルは日本で作れない空気になっているのがなんとなく悔しいが、いつかその姿を日本映画界に現してくれると信じている。

知らない方もいらっしゃるかと思うので話しておくと、渡辺謙さんが「ゴジラ」の発音を最後まで日本的な発音、つまり「Godzilla」ではなく、「GOJIRA」にして演じたというのは胸を熱くさせる話である。
ヤクシャとしての魂というか、ヤクシャとして譲ってはいけないポイントを持つことは大事かと思う。
もちろん、それは彼くらいの大物にならなければできない話かもしれないけど、そういう矜持みたいなものを持って演じなければ、演じる価値や喜びは生じないだろう。

ちなみに謙さんが「ゴジラ」と言うシーンは、1954年の最初のゴジラ映画『ゴジラ』での芹沢博士の科白へのオマージュである。
予告編をいくつか拝見したけれど、昨今の日本を意識した映像が多数ちりばめられていた。見る人が見たら、本当にショッキングなのかもしれない。
これはあくまでファンとしての見解だけど、思えば震災や原発問題、集団的自衛権、人口減少、オリンピック開催など、諸外国の矢面に立たされているこの国の現状ほど、ゴジラ出現にふさわしいシチュエーションはないとは思うのだが。
それを全て見こしてハリウッドは天文学的とも思える額のカネを動かし、あれだけの大作を作ってしまうのだから……日本映画界に、光なんてあるのだろうか。

私は、舞台の『ゴジラ』は数十年前からあり、何度も再演されている戯曲だが、私がレポーターを演じたときは、科白をいまの時代に合わせて変えさせていただいた。
「貿易摩擦」を「原発問題」に変えた。共演者のひとりはやめたほうがいいんじゃないかと言っていたけど、最後まで通した。同じ役を別チームで演じる栗原クンも「原発問題」にして演じていた。
たぶん、それは栗原クンと私のヤクシャとしての「矜持」だったのかもしれない。ちと、キザかもしれないけれど。
それ以外にも、みんなで考えて現代的な言い回しや用語を使ったところはたくさんある。
今回の2014年版の舞台『ゴジラ』も現代風にアレンジされているだろうか。そこもちょっと楽しみだ。




話は変るが、来週一週間は、河童役ではなく、村人役として、河童をいじめる側にまわる。
『河童の笛』は、河童というか、村人たちがどう攻め、クライマックスでテンションを最高潮に持っていくかだと思っている。プレッシャーもあるけど頑張ろう。

では、また。




音楽も、伊福部さんっぽい、なんとなく。
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