ON AIR#2742 “on/off”

さて、今日は休みだったのである。
カネないんだから週末はバイトでもして小銭を稼げばいいはずなのに、私のような性根が腐っているひとっていうのはどこまでも楽なほう楽なほうに心が傾いていく。
(もっとも来週から、巡業に出たまま月末まで帰ってこないので、今日くらいしか自分の時間はとれないわけだが)
本を読み、プロ野球を観、映画を観た。
遊び方も、カネの使い方もいまいちわからない。
某テレビ番組で著名なタレントさんが、
「昔に比べておカネをいただけるようにはなったけど、一度培った金銭感覚は変らない」
みたいなことを仰っていたけど本当なんだろうか。
「おカネがなくても幸せならばそれでよい」
という考えには私は基本的に反対だが、無趣味な私の場合、何不自由なく暮らせるおカネがあったとしても、それを有効に使えないでつまらない休日ばかり過ごしてしまうような気がしていて、それは決して「幸せな人生」とは言えないのではないか。
私の好きだった女性は、趣味がはっきりしていた。付き合った当時「世の中こんなに趣味に打ち込むために仕事ができるひとがいるのか」と思ったものだった。オンとオフがしっかりしているとでも言うのだろうか。勤めるべきことと楽しむべきことをはっきり区別していた。
平日仕事をして金曜日に飲みにいく、そんな生活を私も想像した。結局、もやもやしたまま、違和感ばかりあったけれど。
夢、仕事に生きる暮らしもしかり。
「護るべき家族もない、彼女もいない、それのどこが悪い!」
と開き直ってはいるけれど、何にも縛られずに生きることは、実のところ幸福でも自由でも正義でもない。
これでいい」とは思えるものの、なかなか「これがいい!」と言えるひとはいないだろうし、逆に「いまのままじゃダメだ!」と苦悩しまくっているひともやっぱりいない。
結局のところ、「私はいま、幸せです」と言葉で説明して「幸せ」を決定づけちゃうしかないのではないだろうか。
「暮らし」というもの自体が、まったく実態のないものだから、迷ってばかりいる。
あまり先のことは考えず、片づけなくちゃいけない目先の問題が山積しているこの状況も、どうとも転がる。
とにかくいまの私に必要なのは、楽をしないこと、横着をしないことだ。
休日にすら、ストイックな姿勢が必要なんだと私は考えている。


話はちょっと変るのだが、後輩の熊坂が巡業先の広島でオフを過ごしているらしい。
ひとりで原爆ドームに行くのはちょっと、とか言ってたけど、ひとり行ってこそ何かを感じられる場所じゃないかと思うけどね。
それこそ、『おけさのひょう六』の原作者、手塚治虫さんだって、生涯に渡って人類の科学に警鐘を鳴らし、戦争への怒りを描いてきた作家じゃないか。
おそらくこの国はどんどん過去を忘れながら前進している。政治家は大切なところで道を間違え、マスコミはバーチャルな敵国を作って10代20代を操っている。
でももちろんそれは私個人の考えだから……何が正しいのかを自分で判断するためにも、日本の過去を学べる場所にいるなら、行ってみればいいと思ったのだが……おしつけがましいかね、熊坂くん。

一度でいいから、マツダスタジアムで広島カープの試合を観たい!
(できれば交流戦で楽天戦を……)

そんな私も、来週は、島根でオフがある。
無趣味な私、何して過ごすかなあ……。

では、また。






さだまさしさんの『神の恵み ~A Day of Providence~』。
本人が歌ってる動画なかった……。
さだまさしさんは長崎出身。
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