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Radio Wavelog -Contact Of Personality-

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ON AIR#2727 “Platonic”

映画
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なんで他人の演技を見、それに対するダメ出し、演出を聴こうとしないのかギモンに思うことがある。
もちろん着替えもあったり、次の登場までの間にやらなくちゃいけないことがあるのはわかっているが、同じ作品に出ている他人の演技をじっくり観察できるのは、稽古場のうちだけである。一度現場に入ったら、もう袖や楽屋にいるしかない。
それなのに同じ作品に出ていても、自分が出ている間以外は、その場にいなかったり、台本に目を落としたり、共演者と会話などしているヤツもいる。そこらへんのところが、私にはよくわからない。
他人に対するダメ出しから学べるところはたくさんある。何がいけないのかを判断しやすい。自分に対するダメ出しは、どうしても客観的に演技を見つめられないのだ。
自分の経験だけでは、参考書は作れない。常に他人という「例文」みたいなものがなければ、実用できない。
逆に他人や相手のことがわかれば、おのずと自分自身のことも、少しずつ客観的に見られる。
そうして自分という演技の粗を、なくしていくのだ。

そんなことを、共演者である宮武嵩将にも話しているのだが。
少しは、先輩らしく、見えているであろうか。

話は変って。
今日も、22時過ぎまで稽古していたのだが、帰りぎわに、河童班の座長になる予定の川上さんに誘われ、近くのファミレスで夕飯をごちそうになった。

morikawa2.jpg

(パンケーキを見つめる森川と、違う事務所さんから民芸座さんに来ている島村クン。最近の森川はもはや小動物のようで可愛過ぎる)

もうストレイドッグは辞めてしまったけれど、後輩の北村が最近入籍し、その相手が、民芸座さんで活躍されてる先輩ということで、その話もした。
ちょうど『あ・うん』という映画を視ていて、自由に恋愛し、結婚することすら許されない時代もあったのだから、それに比べれば、現在(いま)は何だってできるような気もしたのだが、たまたま、昭和の場合は戦争という影が対象だっただけで、平成というこの世の中に生きるひとも、何かに夢を潰されたり、何かのために夢を犠牲にしたりしているのだろう。
自分に嘘をついたり、自身の心を自分の手で殺めるのは、何よりも辛いことだね。

私も、正直に生きたいよ。

昨日本番まで一週間とか書いたけど、実はもう一週間もなかったり。
日曜にも追加で稽古が入った。コンディションを整えて臨みたい。

では、また。




『あ・うん』のテーマ。
音楽は、朝川朋之。
目をつむって聴いているだけで、その時代を生きているかのような感覚になる。
日本映画なのに、海外のラブロマンス映画のような、モダンな旋律なんだよなあ。
そして高倉健という俳優は、自分に嘘をついて生きるひとを演じるのがスバ抜けてかっこいい。
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