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ON AIR#2711 “A Crossing With Sadness”

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二か月前から「久しぶりに一緒にメシを食いにいこう」と言いつつ、なかなか互いの都合がつかなかった友人と会った。
さすがイベントプロデューサーでバリバリ勤めているビジネスマン、洒落たいい店を知っている。
私はどうもこういうことに疎いというか、めんどくさいと思ってしまうところがあるので、他人に教えてもらう形でも、こういう経験は常日頃からしていきたいものだ。
外の世界に触れる、と言うとカッコつけすぎかもしれないが、普段は、自分の家で自炊もどきの食事をしているので、なかなか「よし、外食しよう」とは思わないのである。

プロデューサーという仕事が総じてそうなのかわからないが、彼はけっこうな聞き上手で、さりげない形で私の話したいことを引き出してくれる。かといって、自分自身をかたくなに話さないわけではない。
そういう安心感はちょっとうらやましい。学生時代、彼のことを好きだった女の子を何人か知っているが、いまになってようやくわかってきた。

自分も、他人を知り、観察し、模倣することで芸をする人間なのだから、彼ぐらいの観察力というか、話の引き出し方も少しは上手くならないといけないんじゃないか。彼と話していると、どうしても自分の話ばかりしてしまう。

そしてお互いによく食う。食う。食う。
酒が入ってなければ、もっといけたかもしれない。
黒澤明のおいしいご飯でも語られているが、やはり食うことを怠ると、いい仕事はできない。
私は巡業でも江戸村でもやたら食っている気がするが、五年近くも劇団で紆余曲折しながら続けてられるのは、ひとえにどんなときでも(たとえジリ貧になろうが)とりあえず食ってきたからかもしれない。

この日は久々に美味いものが食べられてよかった。
自分ちで食べるものも、少しは工夫してみようかなと思ったのであった。

ああ、腹が減ってきた。
では、また。





ジャパハリネットの『哀愁交差点』を聴きながら。
友人と初めて知り合ったころ、この曲をよく聴いていた。
大好きだった。
軽快で簡単だけど、味わいのある曲だよね。たしかメジャーデビューシングルだったね。
歌詞もパワーをくれた。パワーソングというのはこういう曲のことをいうのよ。
最近の甘ったれたラブソングや応援歌なんかより、何倍も価値があるね。
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