ON AIR#2693 “The Underwater Runners”

舞台『閨房のアライグマ』、集中稽古前、最後の稽古。
25日からノンストップの予定。
難しいな、難しいなと想いながら、試行錯誤している。
一年半自分の劇団に出ないで、プロの現場で修行したつもりでいたけど、とんだ思い上がりだったかもね。
自分では何が変ったかなんてわからないよ。
サンドバッグみたいな気分だ。打たれて打たれて宙ぶらりん。


劇団水中ランナーの舞台を見る。
ストレイドッグでお世話になった堀之内さんの主宰する劇団が旗揚げしたのだ。
悔しいくらいに想いが乗り込んだ舞台だった。
いいな、うらやましいと思ってしまうあたり、靡いているンだろうか。
その輝きに、自分のなかの嫉妬とも羨望とも違う感情が炙り出されたような気持ちになる。
強がってもしょうがないから、言うけれどね。

「自分は何をやりたいか?」
みたいな、いまどき学生みたいな甘い感情論なんて語りたくはないし、するつもりはないけど、
「自分はこれでいいのか?」
という気持ちは、誰だって感じるから。

いろんな友達や仲間と付き合ってくれば、十人十色の人生を傍目で見て、自分は間違ってないと言い聞かせて歩くっていうのは、けっこう根性がいるというか、だんだん擦り減っていくもんだよ。
トンネルの先に見える光が、明るく見えなくても、進んでいかなきゃなんないのですよ。

単なる感動ではない感情が渦巻く舞台だったな。
そんなわけで、クライマックスでの登場人物たちの想いが、すべて正論であるとは思えなくて、自分は泣けなかった。
そういう意見もあるってことで。

でも、そこまで自分が書いてしまう舞台を作っただけでも、堀之内さん、すごいと思います。
このブログを読んでるかはわからないけれど、堀之内さんへ。
見もしないで批判してるヤツなんか気にせず、己を貫いてください。

パヴァロッティに才能がないと云われようが、ポールはオペラ歌手になれたんだよ。

水中をもがいてもがいて、また違う場所へたどりついて。映画のような話を、夢物語を、これからも聞かせてほしい。

応援しています。


では、また。





ストレンジドラマで『いいね!』。
あ、これ、劇中曲なので、日曜に見る方はまだ聴かないほうがいいです。
いい曲っすよ。
誰かを知らず知らず笑顔にさせてしまうようなひとになっていきたいですね。
スポンサーサイト

Comment

Leave a Reply


管理者にだけ表示を許可する