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Radio Wavelog -Contact Of Personality-

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ON AIR#2689 “WAIL”

フリートーク
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泣く、ということを演技でやると、泪が出ない。
致命傷である。
映画の撮影だったら、と思うとゾっとする。
芝居をしている、ひとに見られている、という自意識が、邪魔しているのだろうか。

こないだ巡業の特別班の稽古で村人をやったときは、わりと素直にすっと泣けたのだが。
もっとさかのぼると五年前、学生演劇の解散公演では、かなり気持ちが入って泪がぼろぼろでた。

なんなのかなー。
自分のなかの、ひとを亡くすということに対して、心を刺すものが、ないのだろうか。
亡くした、という事実よりも、それが未来に訪れるであろうことのほうが泣けたりして、難しい。

昔より確実に泣かなくなった。
強くなったというよりは、無感動なやつになったのだろう。
昔は自分もその仲間だったくせに、感動して泣いてる学生連中を見て醒めたりしてしまう。

自分というものがわからない。
普段、どんな感情に対して泣いてるのだろう。

本番までにできるかな。

では、また。




工藤静香さんの『慟哭』を聴く。
Charとの共演のこの映像がすごくいい。
バッキングだけでも、どこまでも見せる。尊敬するミュージシャンが、ギターリフやソロよりも、バッキングのほうが難しいって仰っていたけど、まさにそのとおりなのかもしれない。
中島みゆきの書いた歌詞のなかでも、私の中でのベストを争う一曲だ。
『大吟醸』というアルバムにセルフカバーが入ってるけど、それも素晴らしいよ。
単なる嫉妬や、悲嘆ではないというところにこの曲の魅力がある。
中島みゆきさんの書く曲には、そういった確かな「核」みたいなものがあるんだな。
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