ON AIR#2590  Every cloud has a silver lining.

こんばんは。さきほど帰宅致しました。
本日は静岡は浜松市にて、公演。
静岡限定のパンを食いました。

みろんぱん

今月の2日に復帰してからは初めての中学での公演。
小学生に向けて届けるのと、中学生に向けて届けるのでは、若干ではあるけど、芝居のニュアンスが違ってくる。
うまくは説明できないけど、たとえば科白回しの速さとか、リアクションの取り方とか。
体育館のつくりにも気を遣う。中学校は広い体育館が多いので、そのぶん声量も意識しなければならない。
構造的に声の響きやすい学校もあるので、広いから大きい声を出せばいいとは一概に言えないのだけど、広ければ広いほど、後ろの先生方まで届くようにお芝居をする。

あとこれは小・中問わずだが、天候にも芝居が左右される。
大雨の日なんかは、屋根に叩きつけられる雨に科白が消されることなんかがあって、それに負けない演技をしなくてはいけないのだ。しかも自然に。さもいつもどおりの演技ですよって顔をして。

(今日なんかは特に、ちょっと降りそうだったからね。こんなの普段劇場でやってると気づかない)

それでも根底にあるものは、どの公演でも、生徒・児童の数が多かろうと少なかろうと一緒だ。
演目にあるメッセージを、どれだけ正確に、子供たちに読み取ってもらうか。それだけである。

小学校では、「道徳」の授業が、正式な教科として導入されつつあるらしい。
全国の教員が、教え方、テストの作り方など、試行錯誤している、という報道があった。
私は子供ころ道徳が大好きで、道徳の時間だけはなぜか積極的に参加していた。
国語や算数で平気で0点をとってしまうくせに、いっぱしに挙手しては発言していたのだ。
(しかも、先生から返ってくる言葉は決まって「それは違うんじゃない?」という言葉だった)
道徳教育に答えはない。たとえそれがテストの問題になったとしても、100点満点はありえないし、0点もない。
そこがたまらなく好きだった。決められた方式や文法のない世界に憧れを持っていた。

私たちの公演は、公演先の学校でしばしば「演劇鑑賞教室」と呼称される。
自分がいま演っていることはひとつの立派な授業で、私はひとりの俳優である以上に、講師である意味合いも強いのかもしれない。
そして同時に、ひとりの生徒として、作品を日々、考えては苦悩している。なぜなら『河童の笛』の唱えることも、完全なる導きとは限らないからだ。
それでも、演じる以上は、やる。
私にできるのは、「こういう生き方があるんだよ」って、ちょっとアドバイスしてあげる、そんな先生たちのお手伝いだといまは思う。

特に中学生たちは、小学生以上に多感な時期を迎えているはずだ。
そんな彼らの、生き方のきっかけになれば、私はそれだけで幸せである。

残すところ、あと一公演。
千秋楽も中学校。全身全霊で臨みます!






……話は変わるけど、20日のライブ、ぜひ来てくださいッ。
今年一年、一度も劇団の公演に出なかったので、どれだけ食い込めるか、微妙なとこですが、精一杯盛り上げますんで。
私は15時の回のみ出演です。

チケット予約はこちらから!

買ってくれたら絶対にお礼します!!!
あなただけのために歌うぜこのやろう!!





今夜は、私が中学のときに一番聴いていたアーティストの曲を。
影響されすぎて卒業の寄せ書きにそっくりそのまんま「逆境にくじけるな」と書きました。バカでした。



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