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ON AIR#278 ~大友克洋監督作品 「スチームボーイ」~

映画
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自分の書いたシナリオをケチョンケチョンに言われたので気を取り直して映画鑑賞。

steamboy

スチームボーイ(2003)

「AKIRA」であまりにも有名な大友克洋監督の作品。

久々のヒット作です。アニメ映画で数少ない、「映画館で観たい」「夢と希望」の作品でした。
この作品は全ての美術がこの上なくよくできてます。19世紀のイギリスの風景がここまで美しく描けるとはアニメ技術も進歩したんだなぁと思います。
自分は「攻殻機動隊」などを観てもいまいち感動しなかった人間なんで、近未来のジャパニメーションよりは、本作のような世界観の方が性にあってるのかもしれません。ジブリ作品とはまた違う趣を感じました。

脚本もいいですね、キーアイテムの使い方、企業と国家、親子関係のこじれなど幾重にも重なる対立をうまく利用して主人公を次のアクションに持っていく脚本の構成。凄いです。最近の下手にグダってる映画と違い、クライマックスが盛り上がる王道ストーリーあることにも注目です……といっても、面白すぎて脚本分析する暇はあんまりなかった。それほど興奮する作品だった。

「スチームボーイ」のメッセージ性は高い。科学がどこへ向かうのか、科学が本来の役割を見失って、血塗られた札束しか生み出さなくなった世界をレイ(主人公)が見たらなんと思うのだろう。僕らはレイに応えられるのだろうか。

漫画「メトロポリス」のテーマとも似てるので久々に読みたくなった今日この頃。

いつかは人間もその発達しすぎた科学のために、かえって自分をほろぼしてしまうのではないだろうか?-漫画「メトロポリス」より-
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