FC2ブログ

Radio Wavelog -Contact Of Personality-

ARTICLE PAGE

ON AIR#2571 INTOUCHABLES(2011)

映画
  • comment0
  • trackback0
untouch.jpg

『最強のふたり』(2011年 フランス映画 113分)

この映画は、昨年、巡業中に、札幌で観た映画。
そういえば感想などは、このブログには書いていなかったと思われる。
と言っても、公開が始まったのは昨年の九月、私が観たのも九月。
日が経っているので、内容がどうとかは書けない。
でも、とてもイイ映画だったし、内容も他の映画に比べてみると、鮮明には覚えているほうだと思う。
それにね、ロングランを続けていまなお人気が覚めないこの映画にとやかく語ることはないのですよ。
できればもう一度観ておきたいとも思っているし。

魅力のある映画には、もちろんいろんな要素がつまっているけれど、
この映画で言うなら、笑顔がほとんどの魅力を占めているんじゃないかなと思う。
フランソワ・クリュゼと、オマール・シーの、この笑顔を見て欲しい。
演技というものを超越した笑顔じゃない?
劇中でも、こうした笑顔が何度も出てくるけれど、
とても撮影で役者が仕事で引き出している笑顔とは思えないのだ。

人の笑顔というのは、それだけで心が軽くなり、ほっとする。
卑屈な笑い、下卑た笑い、冷笑、嘲笑、マイナスを含めた笑いとは違う、
思わずふっと出る笑いに、何か人はストレスから解放される瞬間が、あると思うのだ。

それが日常で沸き起こるものでなく、たとえ、いわゆる営業スマイルであったとしても、笑顔の有無で気持ちが変わってくる。
スタバの店員さんが、応対するとき、目を合わせて笑ってくれたりすると、嬉しく思う。深夜のコンビニの店員さんの応対にはない、幸福な何かを感じない?

役者の笑顔も、極端に言ってしまえば、
芝居、つまり仕事で出している笑顔なのだから、営業スマイルに近いものがあるかもしれない。
内容が良い映画なら、それでも十分感動できるのだが、この映画は違う。
だが、このフランソワ・クリュゼと、オマール・シー、
この“最強のふたり”がふと見せる笑顔は、もはや日常の笑顔と言ってもさしつかえないほどリアルなのである。

まだまだロングランして欲しい映画。
人が映画に、癒しを求めているのだとしたら、
『最強のふたり』こそ、その筆頭に立っているのではないだろうか。

私も、スマイルのいい人間でありたいもんだね。

(これ、ハリウッドがリメイクするらしいけど……しなくてよくね?)
スポンサーサイト



Comments 0

Leave a reply