ON AIR#2245 Twenty Six Years Old

“のび”こと、田嶋高志は、この日、誕生日を迎えました。
またひとつ、年をとることができて、よかったと思っています。

昨年の今日は、日本は、そのたった3日前に起こったある自然災害によって、
未曾有の困難に陥りました。
相次いで起こる余震、凍結した交通機関、計画停電、交錯する情報。
僕も、誰かも、先の見えない暗闇のなか、不安に震えていたと思います。
僕自身、眠れなくて、眠れなくて、どうしたらいいのか、その一週間は、毎夜、寝苦しい夜が続きました。

自重でも自粛でもなく、
この状況だから、という理由ではなく、気持ちの問題だった。
自分を祝う気持ちになることができなかった。
ただ、それだけだったのです。

それから、一年。
無事、生きることができました。
ムダに早起きして、事務所で作業して、×××先へ出向き、夜中まで。
後輩にも何人か会えたし、
会いたかったひとにも会えた。
ホワイトデーのお返しもできました。

あの日から一年間、そしてこれからも続いていくだろう、しんどいこと。
苦しんでいるひとのために、僕は何もすることができなかったけれど、
元気で踏ん張れたら、また、チャンスはあります。
必ず、きっと。

他人が幸福になったりするのを祈ることや、他人のことを祝うことと同じように、
自分が幸福になって、自分を祝ってあげることも、していいことなんだと思います。

前は、できれば26歳には、なりたくなかった。
うまく言葉にできないけれど、踏み込んでしまったな、という感じがして悲しかった。
でもついに26歳になって、
この日、一日過ごして、
いいじゃない、これもまた、と思いました。

うまくいかないこと、だらけです。
今までだって、これからだって。
こんな大人のなりそこないを、応援してくれるひとも、だんだん少なくなってきました。

でも。
西原理恵子先生のお言葉を借りるなら、
人生は七転び、八転び。

「なんや、転びっぱなしやないか」
なんて、つっこみながらも、
たった一度だけでも起き上がって、
笑うことができるように。

これからも、夢を忘れず、
でも現実とうまく付き合って、
生きていこうと思います。
生まれて死んでいくことの不思議を、愛おしく思います。

腹を痛めて産んでくれたかーちゃん、
実は一番心配をかけているだろう、迷惑をかけているだろうとーちゃん、
映画、音楽、書籍、自分のいまの趣味趣向に一番影響を与えてくれたねーちゃん、
趣味趣向が何もかも正反対だけど、ほんとは優しくて、一番近い存在だったやっちゃん、
生きてるあいだに何も恩返しができなかったじーちゃんとばーちゃん、
僕に「高志」という名をつけてくれた健在のじーちゃんとばーちゃん、

非常識に生きることを教えてくれた親友、
生きがいを教えてくれたあいつ、

愛してくれたひと、
支えてくれたひと、
信じてくれたひと、

みんなありがとう。
心からありがとう。

これからも、よろしくお願い致します。


田嶋高志
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