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ON AIR#197 ~小川洋子「博士の愛した数式」~

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今日は、友達のノリダー君と一緒に、ラジオの収録に行ってきた。
ノリダー君は、今日、予定があるのにちゃんと時間を空けてくれた。そこらへんの器の大きさが、彼のオトナの魅力だと思う。
彼は高校の友人と会う約束をしていたらしいけど、考えてみれば、高校の友人たちとは、2年近く会ってないことに気づく。

いや、別に会ってないからと言って、会いたいとは思わないんだ。
それぞれの生活を、それぞれに生きているわけで、それはそれでいいと思ってるから。ただ、今は、自分なんかと一緒に同じ時間を生きてくれた友人に感謝したいと思ってる。


そういえば、深谷シネマのホームページを覗いてみたら、3月12日に、「カーテンコール」の上映と共に、佐々部清監督が来館、トーク会を開いてくれるそうである!
佐々部清監督は、「チルソクの夏」で、僕がその作品のセンスに大感動した映画作家の1人である。撮り方より、彼の脚本の作りが好き。
他にも、「半落ち」や「四日間の奇蹟」など、話題作品を続々と出している注目の監督。
その佐々部清監督が、深谷シネマに来るのだからたまらない。これは是非抽選に応募しなければ!!

ちなみに僕は去年、深谷シネマで井筒監督のトーク会に当選したことがあるので、今回も是非行きたい。



さてさて、「四日間の奇蹟」の吉岡秀隆も出演した映画「博士の愛した数式」。今回は、その原作を読んだ。


博士の愛した数式

博士の愛した数式/小川洋子

新潮文庫からの作品。

いやはや、いいものを読ませて頂いた。
家政婦である「私」の一人称形式で語られるこの物語は、「数」への愛に満ちている。

僕は、数学にはまったく興味を持つことなく、むしろ毛嫌いしていた人間である。高校のときには、数学のテストで赤点スレスレだったし、今では、連立方程式の解き方さえ知らない有様。

しかしながら、そんな僕でも、決して敬遠することなく、むしろ数学の世界に興味を持ってしまった。僕が今まで習ってきた数学の世界が、いかに進学のための手段でしかなく、その神秘に触れることなく、受け流されてきたのかを思い知った。

あとこれはもう個人的な感覚なのだけれど、博士の80分しか持たない記憶と、「数」の永久性、この一見矛盾するものがガッチリと手を取り合って、一文字一文字を読む瞬間瞬間がとても愛おしく思えたのが、本作を読んでの一番の感想。

もしかしたら、「永遠」と「一瞬」は、不思議な力で固く結ばれてるのかもしれない。そう、友愛数のように。



永遠と一瞬/レミオロメン

履き古した スニーカーの 踵を踏んでジャンプする
遠くまで飛ぶ イメージのまま 白線さえも越えてゆけ

永遠の彼方から こぼれ落ちて 流れ星にしがみついた
目を離した枕元に そんな夢をいくつ残した

希望の色は空色  見上げるけど 飛べないまま
僕は僕だよ と 呟けば
ありのままでいることは これほど難しい

下駄箱のなか 埃のにおい くすむ思い出は灰色
描いた背中 鏡の姿 ちぐはぐ過ぎて笑えない

一瞬の隙間から はがれ落ちて 流れ星にすがりついた
目を覚ました枕元に そんな夢をいくつ残した

希望の色は空色  見上げるのさ 飛べるまで
僕は僕だよ と 呟けば
ありのままでいることは これほど容易い

いつだって旅の途中  いつもより荷物は少なめ
手を離して 宇宙になって 闇の中 羽ばたいて ゆっくりと鳥になりたい

希望の色は空色  見上げるのさ 飛べるまで


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