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Radio Wavelog -Contact Of Personality-

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ON AIR#168 ~のびのびシネマライフ 金子修介監督作品「1999年の夏休み」~

映画
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今日は去年の12月に手伝っていた放送学科のラジオ制作の実習の試聴会というものがあり、ラジオ制作の決算みたいなもんなので、僕も文芸学科ながら参加してきました。

自分の参加した班の番組の試聴をし、他の班の試聴もしたんですが、僕の朗読はやっぱり上手くないなぁっていうのが第一印象。
なんというか、表現力がない、演技力もない。
最近、「お年玉小説。」っていうのを聴いたんですけれど、倍賞さんの朗読は本当に素晴らしくて、自分なんかは足元にも及びませんね。あれくらいの表現力に近づくには本当に努力が必要で。ラジオ部会でドラマ作ったりした時期もあった自分です。これからも精進しなければなりません。
自分に表現能力がないのは先生も指摘してくれました。ですがフォローとして、「君の低い声はとても男らしくて良い」とおっしゃっておりました。この低音をもっと活かして欲しいということでした。フォローですけど、嬉しかったです。
うちの番組は音楽の使い方をこだわったのでそこが魅力です。聴きやすいって言ってる人もいて励みになりました。

ラジオ制作の先生はあまり人を褒めない人ですが、褒めないなりに的確なアドバイスをくれました。音楽の使い方、心の持ち方、話し方など、自分がこれからラジオ部会に生きる上で大切なことを教えていただきました。
でもまずは番組作るからには時間守れって話ですね。頑張ろう。


放送学科、ということで、今日はなんと新しくブログを紹介致します!
コトノハ
↑六花さんのブログ。昨日言っていた意外な方はこの人です。同じ大学なのは知ってましたが、お互い顔を知ることなく、ブログでのお付き合いが続いていたのですが、偶然、同じ志を持った仲間だったのでびっくりしましたよ。
六花っていうハンドルネームは、彼女の地元北海道で有名なチョコレートから来てるんでしょうかねぇ?自分はチョコが大好きですが、チョコレートもどろどろに溶けるような灼熱の街、熊谷付近で育ったためか、根っから寒い場所は苦手です。



ということで今日はそんな暑い季節を舞台にした映画を紹介。


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1999年の夏休み(1988)

平成ガメラシリーズ三部作、そして近年では「あずみ2」の監督を務めている金子修介が、33歳のときに撮った作品。彼のプロフィールには必ずと言っていいほどこの作品の名前が載っているので、前から気になっていたが、今回、大学の授業の一環として鑑賞することとなった。

物語の舞台は、自然に囲まれたところにある全寮制の学院の、或る年の夏休み。そこで、和彦、直人、則夫という、帰るあてのない三人の少年たちが、彼らだけでひっそりと暮らしていた。そこへ、一人の少年が入寮してくる。その少年は、かつて和彦に恋をし、その想いを和彦に断られたために自殺した、悠という少年に生き写しであった。

この作品で注目すべきなのは、登場人物がたった六人であることだ。脇役もいなければ、エキストラもいない。しかもそのうちの三人は、一人三役なのだから、事実上、スタッフロールのキャストには四人しか紹介されない、ということになる。
そしてもっと驚くべきことに、この四人は、全員、女性。宮島衣里、中野みゆき、大寶智子、水島里絵(現・深津絵里)の四人の女優が、思春期の男の子を演じている。
この、女性が少年の役を演じるというキャスティングは、一見奇抜だが、見事に成功していたと思う。四人の少年の愛憎を描く中で、女性の演じる男性が登場することで、男とも女とも分からなくなり、同性愛というもの異色さを全く感じず、むしろ観やすい。

そして「1999の夏休み」の最大の特徴は、本作が非常に演劇的であり、同時に文学的であるということだ。
セリフは巧みで大げさな比喩表現に満ちていて、実際に使ったら歯が浮いてとても使えそうにないものもあり、他の映画には決してない雰囲気を感じる。また、舞台が学院とその周辺しかないことや、エキストラのないキャスティング、そしてワンシーンのカット数の少なさは、明らかに演劇を思わせる。事実、この作品は後に舞台でも上演されている。演劇や小説を学ぶ上でも勉強になるのではないかと思う。

ミステリーの要素もありながら、格別高い知性を求めるわけではないのもあるが、自然と物語に入り込むことができた。金子修介監督の作品は、数作観ているが、彼は、自分の作品の世界の表現力や、その世界に観る者を引き込む才能がある。
この作品、一本の外国映画を元に出来た原案を、故・岸田理生が脚本に起こしたもの。非常に脚本の力を感じる映画だった。たとえ登場人物が少なくとも、映画らしく見えなくとも、優れた脚本は人を引き込むものなのだ。
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Comments 6

六花  

紹介ありがとうございます!
世の中狭いとは聞いていましたが、
まさか自分で体験する日が来るとは思ってもいなかったです。
これからは胸を張って世の中は狭いと言いましょう。

六花は雪の別名なんですよ。
雪の結晶が六弁なのからついた別名だそうです。
六花亭さんもそこから取ったみたいです。
ちなみにそんなハンドルネームを使ってますが、
私は甘いものはほどんど食べれません。
チョコレートは特に・・・。

最近北海道よりも埼玉の方が寒い気がするのですが、
そこのところどうなんでしょう・・・?(笑)


2006/01/16 (Mon) 02:03 | EDIT | REPLY |   
のび太は受験生  
コメントありがとうございます

テスト勉強しなきゃいけないのに、ずっとこの有様です。夜中まで起きていても勉強する気は起きないままです。

こうして出逢えたんですから、世の中の狭さに感謝しなきゃいけないですね。
逆に自分の目指す道の狭さ、手放しに感謝できないですけど。

六花が雪の別名とは知りませんでした。いいこと教えていただきました。ありがとうございます。何か、小説に使えそうな美しい単語ですよね。
嗚呼なんだか久々に北海道に行きたくなりました。

関東平野には空っ風っちゅうものがありまして、北西にある標高の高い山々からのつめたい風がビュンビュン吹いてきます。確かに寒いですが、空が綺麗になります。蒼い空や、綺麗な星を見上げて温かい気分に浸るのはいかがですか?
それと、埼玉が北海道より寒く感じるのは、たぶん僕のギャグが周りの空気を寒くするためだと思われます。

来る試験のせいで、なんだかゾクゾクしてきました。

2006/01/16 (Mon) 02:39 | EDIT | REPLY |   
愛  
私もブログ作りました☆

http://blog.livedoor.jp/ai_kojima2000/写メもあるので恥ずかしいケドがんばって作ったので見に来てください!

2006/01/16 (Mon) 11:27 | EDIT | REPLY |   
のび太は受験生  
コメントありがとうございます

お疲れ様です。ブログ宣伝、大変なものとお見受けします。
やはり、自分で作ったブログ、誰かに見せたい気持ちは、やはり少なからずあるものですよね。ただ、現在のライブドアのような、警察なんぞには絶対見せられない悪い秘密は持ちたくないものですね。

「愛」っていい単語ですよね。なんか、口にしただけでアダルトな気分になります。
これからも愛さんのブログの躍進を微力ながら応援していく所存です。

2006/01/16 (Mon) 19:38 | EDIT | REPLY |   
黒猫  
のびちゃんのびちゃん。

ラジオ制作じゃなくて音響制作演習ね。
ラジオ制作は2年生になってから始まる授業だよ(^^)

2006/01/17 (Tue) 17:58 | EDIT | REPLY |   
のび太は受験生  
黒猫さん黒猫さん。

コメントありがとうございます。

ご指摘ありがとうございました。以後気をつけますね。
でもまぁ音響制作演習であろうがラジオ制作であろうが、制作するのは楽しいですね。この経験が、何よりも自分を制作することになったのであれば幸いです。

ラジオ制作、やるのであれば頑張ってください。必要とあれば、僕もこの低音ボイスを安売りしていきますので。

2006/01/18 (Wed) 01:03 | EDIT | REPLY |   

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