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ON AIR#1665 戦争が終わったら

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『ぼくんち』の稽古。

今日は、ほんっと気分がいいんだぜ。
明日からもがんばろうって思えた日だったんだ。
一生懸命やってきたことを認めてもらえたら、嬉しいです。うん。

転機なんてそうそうないから、どうかは分からないけど、『恋ばば』に出たのは、自分にとって大きかったと思う。
思い返せば、『恋ばば』のオーディションを受けるの、最初は迷っていたのだった。
自分で「今年は勝負の年だ」と言っておきながら、心はどこかでチキンだったんだね。
それを、おれんじ先輩が背中を押してくれたのだった。
先輩の一言がなければ、今、こうして公演を終えて、確かな手応えをつかむことなんてできなかった。

たくさんの人の、ささやかに見えて実は大きな励ましに支えられて、僕はやってきているんだな、と実感する。
自分を叱ってくれた先輩から、公演に足を運んでくれた人まで……手助けをくれた人の数は計り知れない。

どうしても、こういうことを続けていると、一人だけで頑張ってるって気持ちになりがちで、それゆえに頑固になったり、人に優しくできなかったりするけど、こういう日こそ、感謝の気持ちを思い出さないとダメだよね。

『ぼくんち』でも、弾けるぞ。
またなんか面白いことやるため、大変な日々が続くけど、必死こいてればきっと誰かが見てくれる。

気づけば、“STRAYDOG”入団から丸一年!
入ってからの数ヶ月間は、きつくてフェードアウト寸前まで行ったけど、なんとかここまで来れました。
森岡さん、先輩の皆様、ありがとうございます!

一年間やってきた成果、この本公演で見せたいと思います。
よかったら、観に来てください!

まだチケット予約できないみたいだけど……。
クリックすると、予約ページへ移動します。

http://ticket.corich.jp/apply/22638/S14/


・そんな折、テレビに『ぼくんち』の原作者、西原理恵子さんが出ていたので、なんとなく観ていたら、NHKの戦後65周年の番組で。
戦時中に、兵士を慰問するために派遣された芸人たちと、それを見て、命を散らしていった兵士達の話。
ひと時の「お笑い」という安らぎが、死と隣り合わせにあった兵士たちにとって、どれほどの価値を持っていたんだろう。

その翌日には死んでいくかもしれないのに、兵士たちが無邪気に笑ってるんだよ?
だから、お笑い……そして芸能って、すごいことなんだ、と思った。

僕らのやってることって、今でもそういうことなんじゃないかな。
当時に比べれば、日本は格段に平和になったけれど、見えない明日に、誰もが得体の知れない恐怖を持っているものだ。
そんな人たちに、感動を与える。たとえそれが一瞬でも、瑞瑞しく生きるきっかけをくれる。

『恋ばば』で、春日さん演じる多恵子が、言っていたじゃんか。
「芸能はボロボロに傷ついた人々の心を、春の風のように優しく包み込むんです」
って。

なんの因果か、芸能関係のシゴトをしてる自分(一銭も稼げてないけど!)に、誇りを持たんとな。

きっと、何故だかこの時代に生まれて、何故だか映画を好きになり、何故だか芝居も好きになり、何故だかこういうことをしているのも、何かの力に導かれてきたんだ。
と、最近、そう思うのです。

もうすぐ、終戦記念日。


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