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ON AIR#157 ~のび太身長文庫 手塚治虫「エンゼルの丘」第一巻~

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今日は箱根駅伝でしたね。我が大学は三位と大健闘でした。
正月にノホホンと箱根駅伝TV観戦、これも大学に入ったからこその経験ですわね。

そして今日は父の実家に親戚が集まり、新年を祝う会が行われました。そうです、なんだかんだと父方の祖父にありがたい話を聞かされるイベントです。
しかしながら、こういう場でしか会えない親族の皆さんとやぁやぁと挨拶を交わすのはいいもんですね。あんなに小さかった従弟たちが少しずつ大きくなっていくのを見ながら、オヤヂな気分に浸ることもできますし。
なんとも嬉しいことに、親戚の皆さんから、お年玉とは別に、成人の祝い金まで頂きました。ありがとうございます。
ただ、自分はまだ19歳なんですよね。ということで酒はまだ一家の前では飲まず。ただただテイクアウトのバーミヤンとがってん寿司をほお張ってはサントリーのウーロン茶を流し込んで、腹を満たして、従弟と戯れてました。
去年とは違い、小説好きになった僕。父の実家の本棚を物色してたら、けっこう有名な作家さんの作品を見つけたので、叔母さんに許可をもらって拝借。大学が始まってからはこれを通学中の読み物にしたいと思います。
距離をとっていたせいか、問題の父方の祖父はなんら五月蝿いことは言ってこなかったし、まぁよかったです。自分はまだまだ子供だなと実感する一方、楽しい時間を過ごせた一日となりました。
去年の新年会は本当にイライラしてたなぁ。「こんなことしてる暇なんてないよ」って、「あんたらヘラヘラしやがって」って、内心ではそんなことばかり考えて、ほとんど誰とも口利かなかったのに、今年はずいぶんとしゃべってたような気がする。自分の大学のこと訊かれるのも嬉しかったですしね。今の大学を本当に好きなんだなって自分でもわかるくらい。
でもまぁ、やっぱり僕は子供ですよね。脱・自己チュー人間には、まだまだ修行が必要なようです。

そしてそして、今日は平成教育委員会をテレビで観てたわけなのですが、途中で一般観覧者の東工大生さんが、世界のたけしの横でうどん食ってたじゃないですか。ビートいなにわとかいう名前付けられて。
あの人めっちゃ僕に似てます。変に老けたメガネ顔はもちろんうなずき方とか、笑い方とか、ちょっと猫背のたたずまいとか。ハイ、それだけなんですけど。僕の顔知ってる友達で今日の放送観たって方は是非思い出してください。似てましたよね?


僕は映画観るしか能のない人間じゃありませんYO!

っちゅうことで。
今日は、父の実家で見つけたこの本を紹介。

エンゼルの丘

エンゼルの丘 第一巻/手塚治虫

エンゼル島の掟に触れて、海に流されてしまったルーナ姫が、偶然通りかかった船に助けられて、日本人男性、英二のもとへ。しかし、ルーナ姫はショックで記憶を失っていた。そして、記憶が戻るにつれて、エンゼル島の知られざる陰謀が明らかになっていく。

このマンガ、人魚がよく出てくるんですが、手塚治虫お得意の世界ですよね。彼の作品は本当にお伽話みたいで、リアルな人間社会の中で、リアルな一人の人間を主人公にしたのって、「ブラック・ジャック」くらいですよね。

読んでいるときに気づいたんですが、この作品、僕がもっと小さいころに読んでいたみたいですね。ただ、ストーリーなんてまったく分からなかったんで、今になってこの作品、面白いなって思ってしまい、休む暇もなく一気に読みきりました。

徐々に明らかになっていくエンゼル島の秘密にはドキドキしてしまうし、ルーナ姫にそっくりの英二の妹が現れることによって、話がだんだんルーナだけの問題ではなくなってくるのも面白いし、要はすごいエンターテイメントの世界ですよ。物語の流れはしっかりしてて中だるみしないし、つまらないなぁって思う部分が一つもないんですよね。

最近のマンガは展開がドラマチックで、こんなん自分じゃ絶対書けないなっていう凄い迫力の絵が連続して続いたりしてますけど、手塚マンガはなんかそれとは違いますよね。絵は坦々と切り替わっていく。それでいて面白いストーリー。誰もがマネして書きたくなるようなシンプルで個性的なキャラクター。それでいて表情がとても豊か。
やっぱりいろんな意味で手塚マンガが、現代のマンガ界の基盤だったのかなと思いました。

久々に少年の心に帰るマンガを読んだ気がします。

最後に、「エンゼルの丘」第一巻で一番心に残った言葉を。

過去の思い出などなぐさめにしかならん 現在を強く生きるのじゃ


記憶を失ったルーナを元気付ける僧侶さんのセリフですが、いい言葉ですね。言われてみればどんなに嫌な記憶も、いい記憶も、それは自分を安心させるものに過ぎないのかもしれませんね。

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