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ON AIR#1499 悲しき天使

・千秋楽。

千秋楽になると欲張って結果的に失敗するのは目に見えているのに、結局また失敗する。
力みすぎた。
昼はなんとかいったが、夜はコンディションを保っていられなかった。
悔やんでも悔やみきれない。

思えば、去年の三月にやった芝居でも、千秋楽はひどい芝居をしてしまった記憶があって。
ってことは、この一年、まったく成長していないってことじゃないか。
悲しくなるよ。

・バラシで平台28個を三階から一階まで運ぶという荒行。
男全員の総力を結集したが、僕は一瞬意識が飛びそうになってしまった。

舞台をやっていると、脳からなんらかの指令がいくのか、やっているときは気づかない体の異常が、終わった途端に一気に出るということがある。
僕なんか、バ
ラシが全て劇場から出た途端に、壮絶な頭痛と吐き気に襲われた。
本当に人間の精神力っていうのは不思議なものだ。


・打ち上げは楽しかったです。
眠かったけど、疲れなんて吹き飛ぶよ、あの乾杯の瞬間だけは。

振り返ってみると、本当に人に恵まれた舞台だった。
同時に自身の反省含め、いろんな意味で、人間関係って大変だなという……。
合わないときは合わないし、合うときは合う。
人間なんてそんなもんだけど、それでも、やっぱり、恵まれていた方だと思う。

とくにムッチーとか、くりりんと出会えたのはデカかった。
あの二人を見ていて、非常に刺激になったのだ。
単なる蹴落とすべき敵じゃなく、負けてられるかというだけではなく、もっと違う何かを教えられた。
それは、表舞台だけでなく、お客さんのいない裏での作業とかもそうなんだけど、ほんとに、役者の輝きというのは常に裏で支える人がいるから起こるのだということを知った。
実際に、僕は裏の作業もやったわけだけど、人に注意され怒られ、できないままになってしまったり、ふがいないことばっかりでふてくされたり、へこんだりすることばかりだったが、勉強になった。
同時に尊敬できる役者が一気に増えた公演でもあった。
坂本爽さんや柴田さんに、役者の心構えを教えてもらった。
本当にありがとうございました。


・いつも反省ばかりで、満足できない。
終りがないのが、芝居やで。
一生忘れられない舞台のひとつになると思う。
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