FC2ブログ

Radio Wavelog -Contact Of Personality-

ARTICLE PAGE

ON AIR#1294 「わんえんつーえんすりーえんふぉーえんふぁいっ」

舞台
  • comment4
  • trackback0
・ちょっといろいろあって、更新が少し遅れました。

・昨日話したとおり、この日は某芸能事務所のオーディションにいってきました。
しかし、昨日の夜は眠れなかった……。
だいたい、6時間くらいの睡眠が、ベストコンディションかなって思い、めざましを9時設定にして、深夜の3時に寝ようとしたんです。
したら、考えすぎて眠れず、たぶん4時くらいまで布団の上で苦しんでました。
しかも、起きたのはなんと7時。
ベタに、オーディションで失敗する夢を見てしまいました……。幸先悪い。

二度寝すると、体の状態が悪くなるかなと思い、ずっと起きて台本の確認して。
オーディション用に買った御ニューのジャージを袋につめて。
東京大神宮の芸能の神様にそのとき財布に入っていた小銭を全部出して、満を持して都庁前へ。

・で、オーディションなんですが。
小さい事務所ながら応募者が多数で、しょっぱなからかなりビビりました。たぶん、書類選考はとりあえず通すっていうスタンスなんでしょう……。

しかも入った途端、EXILEがかかってて、俳優育成のレッスン生たちが、それにオシャレなダンスしてるんですよ。ダンスはまだいいんですけど、EXILEがずっとリピートでかかってるから気が狂いそうになってしまった。

・オーディション開始。

まずはダンス。

そう、ダンスなんですよ。
これが一番大変だと予想はついていた。

まず、いかにも「あたしダンスやってます」っていう感じのすらっとしたレッスン生の女の子が、見本を見せてくれたんですが、

速 い 。

ゆっくり教えるっつっても、大雑把だから、ただでさえ、覚えの悪く、運動神経の鈍い僕にはチンプンカンプン。
去年、さいたま新都心で公演をやったとき、車に乗るシーンのダンスもすぐズレる僕に、こんなダンスができるだろうか、いやできない。

「簡単なダンス」って用紙には書いてあったはずなんですが、僕にとっては、宇宙の果てを見つけるのと同じくらい難しく思えました。

たったの20分で、ダンス審査開始。

しかもダンスのBGMはもちろんEXILE

この場で自爆してやろうかと思いましたが、ここはぐっとこらえてダンス審査。

正直に言いますけど、ボッロボロですよ。
泣きたくなりました。
たぶん、応募者の中では、一番できなかったと思う。
しかも、僕の御ニューのジャージは、真っ白なんです。

他の人はなんかみんなモデル体系で、オシャレなTシャツに、足が綺麗に見えるスエットなどを着こなしてるわけです。

その若き群集の中、白装束、いや白ジャージに身を包んだ、23歳、身長163センチ(男性の応募者の中では一番チビで最年長)が、一生懸命ダンスしたんです。


想像してみてください。


目 立 つ ん で す。

最早、これは一種の拷問でした。
審査員の冷ややかな目が、何よりも痛かったです。

「ひっとりーではー♪」はもう聞きたくないです。

・ダンス審査の時点でもうリタイヤしてしまいたいその衝動をぐっとこらえて、演技審査に臨む。

もうひとつの審査、自己PRは、どんくりの背比べになる可能性アリ。
巻き返すとしたら、コレしかない。
そう考えた僕はもう、心臓バクバクでした。

科白とんだらどうしよう、動き間違えたらどうしよう。
共演する応募者の女の子が間違えたらどうしよう。いろんな不安がよぎります。
しかも僕なんて、役者としてはまだ3歳の赤子です。
太刀打ちできるのかな、と思いながら、他の人の演技(男性を中心に)を見てたんですが……。

あれ。

これは……。

いや、深くは言いません。言いませんけど、しかし……。

うぉーーーー。

「お前ら芝居をなめとんのんかッ!」

と、叫びそうになりました。

審査員にずっと背中向けて演技するわ、声はボソボソだわ科白は完全にとんでるわ、科白を勝手にアレンジするわ……。

むっきゅーーーう!
ボロクソ級のダンスをした僕が言うのはアレですけど、芝居をしろよッ!

背中向け、ボソボソ声はギリギリ許せても、科白アレンジと、科白飛びはどうしても許せない。
たった一ページを、どうしたらそんなに忘れるんだッ!
科白を書いた脚本家の意図を完全無視してる行為でしょう、それは、と言いたい。

そんな人が自己PRで「お芝居大好き」って平気で言っちゃうんだから。

しかも、レッスン生もレッスン生で、男性役が足りないときに男子のレッスン生が出てくれるんだけど、そのレッスン生たちも科白ぜんぜん覚えてないじゃん、っていう。

そこまで言って僕が、完璧にできたかって言ったらそんなことないですよ。
自己PRでは、言っておきたいアピールポイントいえなかったし、演技の所作もぎこちなかったけど、三年間で勉強してきた最低限のお芝居はちゃんとしたつもりです。

助かったのは、共演した応募者の女の子が、とてもお芝居が上手だったことです。たぶん、さっき文句言ってしまったような子たちだったらきつかった。
少なくとも、オーディション会場にも台本を持ってきてる人なんかよりは頑張ったって自分を褒めてあげたい。

・そんな感じのオーディションでした。
いろいろ書きましたけど、もちろん、上手い人もいて。

中でも、今、16歳で過去にグラビアアイドルをやっていて、子役としてVシネ経験もありの女の子が、目が飛び出るほど上手かったんです。
いくら演技経験が数回あるっつっても、数日前に渡されたたった一ページの台本をここまで読み込んで、役に入り込むなんて。だって、たった一人だけ、泣く芝居を、本当に泣いてたもん。

思わず、審査員の演出家も、全然別の台本を持ってきてその子にやらせてみたんだけど、初見の台本だって、一気に入り込んで完璧にこなしてた。

実家のある大阪から一人やってきて、疲れてるかもしれないのに、あそこまで完成度を高く演技できる、そのプロ意識に、圧倒されました。
16歳の元グラビアアイドル、あの子はおそらく天才です。ぜったい大物になると思いました。

・最後に、審査員の演出家さんが長々とありがたい言葉をくれた。
かなりありがたい言葉だったと思うけど、僕は緊張してたんで、プロ意識のハナシくらいしか覚えてない。


・バイトもちゃんとやってきました。
バイト後は飲み会だったんです。
新人歓迎会でした。
バイトのみの飲み会だったのですけど、かなり会話が弾んだ。
今現在、僕のバイト先の同僚たちは、みんなキャラが確立していて、一緒にいて、素直に楽しい。先輩とか後輩のカベが全然なくて、余計な気遣いがいらない。

新人の二人がめちゃくちゃ面白いんですよッ。
こんなに仲いいのは珍しいっすよ。

人がいつも足りないのはきついですが……。人間力はあると思います。

・バイトの後輩たちくらいのトーク力があれば、オーディションの自己PRも苦労しないんだけどなあ。
スポンサーサイト



Comments 4

カミサト  
もしかして

虚構の劇団?

2009/08/09 (Sun) 07:07 | EDIT | REPLY |   
河  

まぁ演技審査はそんな雰囲気になりがちなんだよね。事務所系のオーディションだとさ。うちのイメージだけど。

本当に演技が上手い人程、無名だったりするのかもしれないね。

2009/08/10 (Mon) 00:50 | EDIT | REPLY |   
のび">
のび  
コメントありがとうございます。

>カミサトさん

調べるまで、言葉の意味をそのまま受け取ってました……。
虚構の劇団て有名なんですね……。
残念ながら違いますよ。

2009/08/10 (Mon) 10:12 | EDIT | のびさん">REPLY |   
のび">
のび  
コメントありがとうございます。

>河

そういうもんなのかなあ?

演技が上手い人は長い物にまかれるなって感じで孤高の役者でいろってことなんですかね。

ほんとに、ただ、名を売りたいってだけの人、いるんでしょうね……。そういうひとにはなりたくないです。

2009/08/10 (Mon) 10:15 | EDIT | のびさん">REPLY |   

Leave a reply