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Radio Wavelog -Contact Of Personality-

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ON AIR#1249 言う仕事

テレビ・ラジオ
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箭内道彦とかいう人が、こないだ、ラジオでサンボマスターの山口と話していたときにふとしゃべっていたことを思い出す。

最近のバンドやってる人たちって、言いたいことがないのに音楽をやっている気がする。
音楽に無理やり言葉を突っ込んだりして。
言いたいことを言うために音楽をやっているはずなのに、最近の人たちは音楽をやるために言いたいことを探してる気がする。

そんなことを話していた。

ああ、なんか言い得て妙だなー、と。
人を動かす音楽は、今は、なかなか見つからない。
ブームだけは作れても、社会現象は作れない。

そういうことを、自分の目指してることに置き換えてみると、かなり切実な問題ではありませんか。

世の中に何かを言いたくて、がんばってはいるけれど。
じゃあ、その「何か」ってなんなんだ?
僕らが言いたいことって、なんだったんだ?
そうやって、探してばっかりで、言いたいことが見つからない。
そんなことってないですか。

思うんですけど、尾崎豊も手塚治虫も黒澤明も、そういう人たちって、常に言いたいことがあり続けた人なんじゃないかなあ。
だから、作品を作り続けて、しかもそれが後世まで人の心にあり続けている。

音楽をしたい、映画をしたい、役者をしたい、教育をしたい、政治をしたい……。
どんなことでもいい、でも、そういう人の心を変えようとする仕事って、言いたいことがなきゃ成立しないんだってこと。
それがないから、たいていの人は夢半ばで挫折するか、もしそういう仕事に就いても、「やりがい」とかいうモノは得られないままゆるんだ人生を過ごしてしまう。

本当に、切実なモンダイです。
なんか箭内さんの言葉は響いたのです。
ラジオは、言いたいことを言う仕事なのですね。
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