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Radio Wavelog -Contact Of Personality-

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ON AIR#1240 空を越えて 時を越えて

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・昨日は体調が悪かったのですが、今日は持ち直す。

・日曜なのに、何かやりたいことなかったっけ? と思っていたら、ふと思い出したことがあった。
手塚治虫展だッ!
行きたいと思っていながら行ってなかった両国でやってる展示。
来週はちょっと行けるか分からないのだから、ここは思い立ったが吉、早速着替えていくことにしました。
しかしこのとき既に16:00。閉館は17:30ですので、かなり急ぐことが要求されました。

・結果、やっぱり思い出すのが遅すぎました。
じっくり見られたのは半分ちょっと。後半のアニメ進出の場面はほぼ流し見でした。

しかしながら、手塚氏がどのような人だったのかは、少なくとも知ることができました。
中でも序盤の生い立ちの展示を見たときはビックリしましたよ。
なんてったって小学生なのに漫画が上手いんですもん。才能っていうのはこのときから開花してたんですね。中学時代の昆虫標本なんてのもありましたが、見たらその精巧さにかなり驚くことでしょう。
そして、なんと行っても、生涯で書き続けた作品数の多さ! そのどれもが、他と被ることなく、独自の彩りを見せてくれます。

一番印象に残ってるのは、手塚氏が人生に迷っていた頃、そして戦争という運命に流されていた頃の、手塚氏が自分をモデルに書いた漫画。
これはかなり身にしみるものでした。その当時の手塚氏の年齢と僕の年齢が近いということもあるのでしょうが、医者になるべきか漫画家になるべきか悩んでいたときの気持ち、戦争による貧困から、好きだった女のことを諦めざるを得なかった日の夜のこと……そんな漫画の直筆原稿を読んでいたら、胸が痛くなりました。

100パーセント満喫することはできませんでしたが、この展示はかなり意義のあるものだったと思います。
手塚氏が訴え続けたテーマは決して消えることがなく、今も社会的問題として提起され続けています。生死の尊厳、科学技術の功罪、そして、人間とは何なのか。
彼が世に遺したたくさんの作品がなければ、日本人はきっとそれらの大切さを忘れたまま現代を生きていたのかもしれません。単なる漫画を越えて、お話というものがいかに人間にとって大切なものなのかを知る機会になりました。

パンフレット、財布と相談して買いませんでしたが、既に若干後悔し始めてます。
宮崎駿が手塚治虫について語る特集なんてめったにないもんね。

てづかおさむてん
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