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Radio Wavelog -Contact Of Personality-

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ON AIR#1029 American Teen/アメリカン・ティーン(2008 アメリカ 101分 11/5 新宿三丁目 新宿バルト9にて)

映画
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・純粋なドキュメンタリーかと思って見たら、これ、フェイク・ドキュメンタリーくさいんだなあ。
10代のリアルさよりも、そういう、劇的すぎる部分が目について、どちらともつかずな目で見ちゃって、中途半端に消化した感じ。少々ネタバレですが、付き合ってる子が浮気なんじゃないかと疑る男の子がいて、その次のカットでその女の子が文字通り浮気してるところをカメラにおさめてるんすよね。
本当にフェイクでないとしたらいくらなんでも過剰な立ち入りだと思うんですよ、ドキュメンタリーの価値観にもよるけどさ。
だからそこで生々しさが感じられなくなってしまったのは残念だわな。

・とりあえず、個人的には登場する子たちの異性の鞍替えに共感できず……。ダメだったら他の女、あるいは男に変えてみる、というあたりに理解がいくわけでもなく、親の反対を押し切って映画業につきたい女も、失恋の痛手から落第寸前になっていくあたりの心模様もなんか軽薄だなあと。

・被写体から作り手の切り取りたいモノはなんとなく分かるけれど、自分が年食ったのかなあ。なんでもかんでもフラットな彼らの姿に、自分が取り戻したい若さとかみずみずしさはなかった、残念ながら。
むしろ「恋愛も夢もそんな甘くねえんだよ」って怒りにも似たものを感じてしまった。
共感できる甘さだったら感動を呼ぶんだろうけどさ。

・ドキュメンタリーという分野って難しいですね。劇にならない代わりに素材と主張を探さないといけないし、劇でない以上、それの強さにかかってるわけで、受け入れられるかも問題になってくる。
それだけに当たるとでかいんでしょうね。
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