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ON AIR#1018 ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢(2008 アメリカ 93分 10/26 新宿三丁目 新宿ピカデリーにて)

映画
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・こないだ、友達のノリダー君に、
「再会の街で」っていう映画をオススメしたんですけど、
今日会ったら、「レンタルして、これから観る予定」とのことで。
なんか、単純なことだけど、すごいよなあ。
人が「いい」と言った物を、ちゃんと吸収しようとする姿勢って、持とうと思ってもなかなかできないんですよ、僕みたいな、趣向ばかりを楽しみたがる人の場合。
そういうことをちゃんとやれる人は、人間的に広がりがあるんだろうな。
もうこれからは単純な趣味だけで映画を観てはいかんな。

コーラスラインにかける夢
・最初に言っておこう! 文句のつけようがない傑作だと。
ミュージカルの「コーラスライン」も映画の「コーラスライン」も観てないことを恥じた。
ただ単に珍しい映画があるのを知って観にいっただけだったのだ。
そんな自分がこんなにも心を打たれるなんて、思ってもみなかった。

・テレビのドキュメンタリーとは違う、カメラがとらえる一人一人の表情がいいんだよな。
題材、今回で言えば「コーラスライン」という舞台のオーディションに目がいきがちだけども、あくまで、人間の姿を見つめている。
この映画に出てくる人たちの事情はそれぞれで、生まれも育ちも性格も、当然ながら全然違う。既にブロードウェイ・デビューを果たしている人にっても、この「コーラスライン」にデビューをかけている人もいる。人種も国籍も違う人たちが何千人と集う。
だけども、オーディションで踊る彼らの姿には、ただ、ひたすらに夢があり、それには少しの違いもないということに気づかされる。

・もっとも印象に残ったのは、キャシー役の候補者の父親の話だった。
ヒザの手術をしてダンサー生命の危機にさらされた頃を振り返り、
「ダンスは自分の全てで、“宇宙”だ」と言い切る父親。
人はここまで、何かに賭けることができるんだと、勇気付けられる。
悲しみは過去に、笑顔は未来に託していく彼の姿に、ただ、感動するしかなかった。

・役を射止めた者も、射止められなかった者も、
それぞれがそれぞれにまた道を歩くことになる。
なぜだろう、受かった人たちの、最後の最後に少しだけ涙する姿にも、
受からなかった人たちの、受け入れながらもまた次の機会を探す姿にも、涙してしまった。
夢の続きが確かに、前にあるという希望が感じられるんだよな。

・人間って何かを達成するというか、終わらせるために生きていると最近思ってて。
その中で舞台っていうのはその縮図なんじゃないかと思う。
必ず、初日があり、楽日がある。
たぶん、僕も、友達も、誰もが何かを終わらせるために一歩ずつステップを踏んでいる。
どんなに延々とくだらない毎日が続いても、無理に断ち切ったりせず、
何かを達成していこう。そしたらまた次。全てが終わるまで、それをやっていくだけ。
そんな気持ちになれた。

・とりあえず、「コーラスライン」を観ないといけませんね。
余談になりますが、音楽やってるマーヴィン・ハムリッシュって、僕の大好きな「追憶」のテーマ曲を書いてる人でした。
なるほど、音楽がいいはずだよな。
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