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ON AIR#998 ただマイヨ・ジョーヌのためでなく(ランス・アームストロング 著/安次嶺佳子 訳 講談社文庫)

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ランス
・だいぶ前に読了したのですが、紹介するのを忘れてました。
アメリカで大ベストセラーになったという自転車競技選手の闘病記です。
アメリカでは自転車競技はそこまでメジャーではなく、彼が癌に侵され復活を果たすまでは、ヨーロッパのスポーツというイメージが強かったようですが、これをキッカケに自転車競技を知る人が増えたのでしょうかね。

・ただ、闘病して奇跡の復活、というわけにはいかない所を本人がちゃんと書いている。文体はスポーツ選手としての誇りに満ちているけど、傲慢なところがないのが好感度がある。
序章から自転車選手としての成功、癌発覚までの経緯が、栄光にあふれているだけに、癌に侵されてからの人生が180度変わる描写がより強く感じることができる。構成がちゃんとしてるんだよね。

・本当の戦いは、どこにでもある。
ランス・アームストロングにとっては自転車競技に戻ってから人間として再生するまでのほうが戦いだったんだろう。そういう癌患者としてのリアルな葛藤が出ている。
それだけに、最終章は涙なしに読むことができなかった。強く生きる意味を教えてくれた。

・そんなランス・アームストロング、現役は引退していたはずですが、
来年から復帰するそうですね。
七連覇で現役引退しただけにここで失敗したらカッコ悪いような気がしますが……。
とにもかくにもいい成績を残してほしいですね。
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