ON AIR#2791 “disgusting”

巡業公演で使用する衣装はどうやって洗濯しているかというと、その週の最後の公演のあと、事務所やコインランドリーで洗濯するという形をとっている。どんなに暑い日でも、体育館で大汗をかいた衣装は、洗濯日でなければ洗えない。
こういう暑い時期、衣装を洗えないとどんな事態が起きるかというと、当然、臭いとの徹底抗戦である。
私もなんだかんだで二十代も後半になってしまった。もう若い汗はかけないらしい。汗が乾くと、皮脂成分が衣装にしみついて、衣装の素材も相まって、なんともいえない悪臭を漂わせてしまう……。

今度ユニクロのエアリズムを買おうかと考えているんだけど、何着も買って損はない効果が期待できるのだろうか?
買ったことある方、よかったら教えてほしい……。

あとは激取りMAXかな。

http://www.telejirou.com/archives/11038

一番、私の臭いを指摘してくる後輩の宮武クン、買ってくれてもいいんだよ?

私だって、臭くなりたくて臭くなってるんじゃないやい!!

では、また。
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ON AIR#2790 “OST”

ブックオフで、映画のサウンドトラックを物色するようになった。
寝るとき、無音になるのが昔から苦手で、いつも好きな曲をかけるようにしているのだが、曲によってはすんなり睡眠を促してくれるようなものではないことも多い。
その点、映画音楽はいいと思う。歌モノはそんなにないし、比較的、興奮よりも精神が安らぐ音楽が多いからだ。

よくよく考えてみれば、あちゃ~、映画を観に行ったのに映画館で寝ちゃったよ、なんて経験をしたときは、映画全体に流れている音が、心を落ち着かせてくれているからではないだろうか。
ちなみに私はいくつになっても映画館で寝る。バカみたいに寝る。その都度、後悔ばかりしているのだが、なぜ映画館で寝るのはあんなに心地よいのだろうか。もちろん映画全体のBGMの雰囲気によるものもあるのだろうが、私はそれより、カネを払って観に来たのに寝て時間を無駄にする、という一種の背徳的行為への快楽だと考えている。

私が所属する“STRAYDOG”の舞台で使ってる音楽も、そのほとんどが演出の森岡さんがセレクトした名映画音楽である。私はそれが大好きで、使用曲の元ネタを探したりしているのだが、森岡さんの音楽に対するコダワリは相当なものがあると思う。とにかくそのどれもが抜群にかっこいいと思ってしまうのだ。

このブログを読んでいる数少ない(本当に数少ない)読者のなかにも、あの映画音楽にはシビれたよ、というものがたぶん、あるのではないだろうか。
目立ってナンボの旋律を奏でるコンポーザーや、あくまで劇伴に徹するコンポーザー、それぞれいるけれど、私はどちらにも等しく尊敬と憧れと感謝をこめて聴き続けたい。

では、また。





さて、この曲は、どの映画からの曲でしょうか?

John Waite - In Dreams

ON AIR#2789 “KINTAIKYO”


山口は岩国の錦帯橋。

川がきれいだった。

このあと、約12時間かけて帰京。

座長、ありがとうございました。

ON AIR#2788 “Hourly”

安い……安すぎるよ……。

















































































しまねぽぷら

こういうところも含めて、私は島根が大好きです。
では、また。

ON AIR#2787 “Misuse”

この日は島根県は益田市に泊まった。
宿の二階にボウリング場があって、おばちゃんが一人、何度もストライクをかましている。
そういえばボウリングなんて久しくやっていない。
後輩の宮武と森川を誘い、明日、公演前に買う飲み物を賭けて勝負した。

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放る私。このあとガターに。

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スペアがとれず悔しがる宮武。

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ピンがたくさん倒れ喜ぶ森川。

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最終結果。
最後の最後で二連続ガターが響いた……。

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飲み物をおごる破目になった森川。
「ちくしょーハンデつけてくれよ!!」


Twitterで思わぬ指摘を受けたが、「ボウリング」と「ボーリング」では全然意味が違ってくるらしい。
ボーリングは、土木技術の用語“boring”であるらしく、そもそも、ボウリングは“bowling”、つまり“balling”ではないとのことだ。
球を投げるからボウリング、ではまったくないということをこの歳で初めて知る。
ちなみに、「ガーター」も、「ガター」と表記したほうが望ましい、とのことだ。
言葉というのは本当に面白く、難しいな。
しかし私の携帯、ボウリングを表現する絵文字、たとえば『_( ^▽^)ノ ≡○』こういうの、「ボーリング」と打たないと出てこない。

Twitterで意気揚々と「ボーリング」と書いてしまいました。失礼を致しました。
言葉にはいろいろ注意しているはずなんだけど、まだまだ学ばなきゃいけないことは多いよね。

では、また。





そして、この曲。
“boring”、の一般的な意味、つまり、「退屈」な日々への警鐘として歌っているんだとか。
「ボーリングに行きたい」という歌詞で遊んでいるのも面白い。
いまどきこういうタイプ(我ながら陳腐な表現だけど、作品志向で生き様系ソング)の歌手が支持されてるのは面白て、ラジアンリミテッドっていうラジオ番組でもよくかかっていた。

高橋優 - ボーリング

ON AIR#2786 “RealAmerican”

PAにて。

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宮武、なんかハルク・ホーガンみたいになっとるぞ。
六割以上、後ろの国旗の効果だとは思うけど。

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たたずむ宮武。

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なにかを撮っている赤池。

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赤池が何を撮っているのか気になった座長。
移動中も、なかなか楽しいことが起きます。


この日は、下関に泊まった。
九州はすぐそこ!

では、また。

ON AIR#2785 “SETSUNA&SEYANA”

――タイミングなんてないよ、お前が作るんだよ、タイミングを。いいかお前、電話番号をなめんなよ。あの11桁の数字を知ってるか知ってないかだけが、赤の他人と、そうじゃない人を分けてるんだからな。お前はタイミングがないっていう理由だけで、全ての可能性を捨てちゃったんだからな。お前はいまだに人生に期待しちゃってるんだよ。これからも普通に生活してれば、いつか誰かと出会うだろう、素敵な女の子が現れるんじゃないかなぁ、まさかず~っと一人ってことはないだろうなぁってな、漠然と、高校生みたいに。いいか、はっきり言っとくぞ。30過ぎたら、もう運命の出会いとか、自然な出会いとか、友達から始まって徐々に惹かれ合ってラブラブとか、一切ないからな。もうクラス替えとか、文化祭とかないんだよ。自分でなんとかしないと、ず~っと一人ぼっちだぞ、絶対に、ず~っと。
(映画『運命じゃない人』より)


この日は一日、東京から岡山に移動。
旅先のネット環境の影響で全然画像を挙げられないのが残念だが、元気でやっている。

岡山の宿が、もう完全にブライダル系のホテルで、披露宴の相談なんぞをしているペアもいた。
そういえば二日前、後輩のせやなが式を挙げたばかりだ。
もう同じ事務所ではないが、後輩の花田や、うさみ、民芸座さんに移籍した菅原のみっちゃんも参席したようだ。

画像を見せてもらったが、こんなにドレスが映える女性だったとは。
自分は公演で行けなかったが、心から祝福したい。
(ついに共演することはなかったけど……)

ところで冒頭に書いた文は、私の好きな映画の名科白である。
次のオリンピックやワールドカップやWBCがあるころには、私も三十路越えてるんだな。
ちょっと前まではいやだったけど、いまは早く30歳になりたい。
何が変るわけでもないけれど。

それに、手相によると、自分には運命の人はもう訪れないらしいからなッ。
私は私で、楽しみますよ。

では、また。




Michael Bublé - Haven't Met You Yet

ON AIR#2784 “nanimonaimachi”

今月に入ってから映画を観るペースが減ってしまって参っている。
観たい映画はけっこうあるのだけど。
今年の半分がもうすぐ終るけれど、『LIFE!』は上半期のなかではいちばん印象に残ってるかな。
もっともっといろんな映画や舞台、本を読まないといけないね。
死ぬまで終りはない。いつまでも勉強。

そんなことを思いながら、久々に家でカレーを煮込んでいたら、マンションの管理人さんが部屋にやってきて、
「このあいだはお花、ありがとうね(公演でいただいた花は管理人にプレゼントしている)。お礼にこれあげる」
と、高級レトルトカレーをもらった。なんてタイミングだよ!
ちなみに作った自分のカレーは、塩辛すぎて食えたもんじゃなかったよ……。

ブログ開設十周年目なのに、書いてるのはこんなくだらないことばかり。
これでいいのか、俺!
もっとアクティブになりたい。

では、また。

ON AIR#2783 “hibinozaregoto”

この日、愛知での公演を終えて、東京へ。
久々に河童役を演じて、よかったこともあれば、頭を抱えたくなるようなミスもして。
休むな、ということ。常に演技をするための訓練をしなければいけない、ということ。
一つのミスで、百歩後退していると思え。

責任は常にある。
仕事を潰すも、活かすも、自分次第。

他人が許しても自分が許せないことがあるように、
自分が許しても、他人は許してくれない。

チャンスも、時間も、もうそんなには残されてないと思ってるんで、危機感持ってやります。

では、また。

ON AIR#2782 “Nagoya Night”

三重での公演を終え、今度は愛知の名古屋にやってきた。
午後18時くらいに着き、翌日も早いのでそこまで名古屋を満喫できそうにないなあ、なんて思っていたが、座長が宿の近くの手羽先のお店へ連れていってくださった。

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普段、翌日が公演のときには酒なんて飲まないのだが、ここは工場直送のビールらしい。
味音痴の私がこんなこと言っていいのかわからないのだが、本当に美味い。ビールなのに甘みすら感じられる。

先日に引き続き、森川は甲殻類と格闘している。

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「かたい……」

ふと見ると、隣で宮武がドン引きしている。

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「森川さん……なんでそんなにまで闘う必要があるンですか」
「うるさいな。そこに甲殻類がある限り、あたしはやるンだよ」
「森川さん、そんな人生の何の役にも立たない闘いなんてやってないで、柔らかいものを食べましょうヨ。」

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と、宮武は刺身に手を伸ばす。
「えっと……ツバスって、どれすか。ってか、ツバスってなんすか。あ、これだ、ツバス……え、うまぁッ。これめっちゃ美味いっすね」
宮武は満面の笑みでヒラメを食べていた。

いやぁ、美味しかった。

座長、ごちそうさまでしたッ。
錦や栄を楽しむには、私たちはまだまだ未熟者のようです。

では、また。

ON AIR#2781 “in the dark”

三重県は鳥羽市に行った。
静かな港の街で、海なし県で育った私にはとてもうらやましいところだった。

今日から、また河童に戻った。
それまでの一週間、河童役を演じてくださった岩瀬センパイ、ありがとうございました。
北村×やなとの結婚式が間近だったにも関わらず、いつも明るく、勉強になることばかりでした。
護るものがあると、芝居に深みが出るっていうのは、ほんとなのかもしれませんネ。

自分はこんな体たらくで、将来のビジョンはインザダークなんですねえ。
まあでも、明日がある限り!

では、また。

ON AIR#2780 “Shanghai”

栃木の公演を終え、東京に戻って、事務所近くの中華料理屋さんに行った。

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坦々麺を食す赤池と宮武。
宮武は、よほど美味しかったらしく、
「ほら、これ、さっきのカニのチリソース煮と合わせて食べたらうまいんとちゃいますか!」
と、カニの甲羅に麺を乗せて食べ始めている。
かにみそが絡んで確かに美味そうだが、赤池は「お行儀が悪い」とあきれ顔である。(写真は笑ってるけど)
「宮武クン、そういうのはよくないよ。ほらもう、スープがこぼれてんじゃん! ちゃんと食べなよ」
「ええやないですか美味しいんだから。赤池サンはなんでそんな僕に横槍ばっかり入れるんスか」
「あたしはこれでも、四川料理のお店でバイトしてた経験があるんです」
「あの、ここ、上海系なんすけど」
「屁理屈言うな」
「でも僕は北京が一番好きっすねえ。せっかくなら北京ダック食わないと。田嶋サンはどうすか?」
「え? あ、う、うん、し、四川かな」
「四川すか? 田嶋サン辛いの苦手やなかったでしたっけ? いまも汗だくだくやないですか」
「いや、べ、別に辛いのは食べるよ、キムチとか。赤池も好きでしょ、キムチ」
「食べますけど、韓国料理はいまカンケイないんじゃないですか?」

まさか、中華料理なんてバーミヤンくらいしか食べたことがないとは言えない……。
森川に助けを求めようとしたが、森川は必死な形相でカニの足を食っていた。

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「ハサミがかたい……」
たしかに、チリソース煮は柔らかく煮込んであって、足も、甲羅の部分まで噛み砕けるようになっているのだが……。
だからといって無理して食べることないとは思うぞ森川……。
20分くらい、カニと格闘していた。

ともあれ、中華料理、美味しかった!
座長、ごちそうさまでした!

では、また。





もちろん、この曲が頭のなかでは流れてました。
もそっと。
もそもそっと。

井上陽水 - なぜか上海

ON AIR#2779 “imaichi night”

この日は栃木は日光市での公演だった。
旧今市市の文化会館。

公演後、民話芸術座さんの代表行きつけの飲み屋にて。

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めちゃくちゃ美味い海鮮丼。
エネルギー補給。
ごちそうさまでした。

その日の宿がゴルフ場っていうのも、あまりない体験でした。
勉強になることばかり。
では、また。

ON AIR#2778 “TKD”

ちょっと用事があって、事務所で道具などを確認、整理した(公演で使う小道具や衣装などはうちの事務所に保管している)。
床がちょっとほこりや細かいごみでいっぱいになったので、近くで制作の手伝いをしていた後輩の高田(高田怜子)に、掃除機の場所を訊いた。
「田嶋さん、あたし掃除しときますよ」
「お、悪い、ありがとう……」
と、取り出した掃除機を預けた途端、高田は私を掃除機で吸おうとした。

違うんですよー高田ー。
ほら、よく見てごらん。
俺は、粗大ごみじゃないんですよー。
「え、違うんですか?」みたいな目で見つめないでくださいねー。

そんな高田も撮影会をやるらしいよ。
詳しくは劇団ストレイドッグのHPでご確認ください!

では、また。





森川組の興奮が醒めないので、またゆかりの曲を。

Monty Python - Always Look on the Bright Side of Life

ON AIR#2777 “Even if you cry...”

どんなにひどい番組でも作ったのは私だ。そこから逃げることはできない。満足いくものなんてそう作れるもんじゃない。妥協して、妥協して、自分を殺して作品を作りあげるんです。でも、いいですか。我々は信じてる。いつかはそれでも、満足いく物ができるはずだ。その作品に関わった全ての人と、それを聴いたすべての人が満足できるものが。ただ、今回はそうじゃなかった。それだけのことです――
(映画『ラヂオの時間』より)



高円寺で、所属する劇団、ストレイドッグの公演に顔を出してきた。

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出演者の河合亜由子と。
(できない)マネージャー役がなかなか合っていた。

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ダブルキャストということで、同じ役の村上公野(ゆきの)と。
こちらも一生懸命に役と向き合っているようだった。

千秋楽しか、手伝いに行けなかったが、一日だけでも所属劇団の公演に顔を出すことに意味はあると思う。
ヤクシャそれぞれ、いろんな考えがあると思うが、私はいまそのチームのメンバーだから。
海外でプレーしてようが、召集がかかれば日本代表のユニを着て闘うサッカー選手と同じこと。
私にとっての試合は、毎日の公演。

公演『メイクルーム~すかんぴんアイドル~』、お客様のなかにまじって観させてもらった。
森川さんの舞台には四年前に出演した。『メイクルーム』と『メイクルーム2』。
題材はAV現場のメイクルームで巻き起こるシチュエーションコメディだったが、今回はアイドル版である。
物語には、実在の某大型アイドルグループをモチーフにした子から、地下アイドルとして地道な活動をしている子まで、さまざまな「偶像崇拝」を受ける女の子たちの人間模様が映し出される。
AV版もそうだったが、ほとんどのネタは森川さんの実体験から来ているものらしいし、普段は知ることのできない(時には我々演じ手も知らないような)アイドルたちの裏側を覗くこちができる作品で、長く劇団のファンを続けてらっしゃる方からは早くも再演の希望や、続編はあるのか、など、概ね温かい評価をいただけていた。
そしてそれ以上に、演者としてこの物語を観、作り手をしてこの舞台を肌で感じ、共感というにはおこがましいのかもしれないが、心の奥に流れる感情がときどき激しくなってしまう場面が何度もあった。
それだけ、作り手側の苦悩、演じ手の葛藤、いまに対する焦燥感や未来に対する不安、負けたくないという自尊心が生々しく在る科白や演出ばかりだった。お客様にはあくまでシチュエーションコメディであるにも関わらず、実はドラスティックな人間ドラマとして成立しているのだ。

実は森川さん、これ、業界のひとに向けて作ってない!? と思うくらいで。
そんなナナメな見方をしてるひとなんて、私くらいのものだと思うけど……。

誰もが、終りのないことを、ずっと続けているんですね。
泣いても降りられないことを、私たちは続けていかなきゃいけないんですね。
勇気をもらえる作品でしたよ、森川さん。
上演後、入口で、「どうだった?」って訊いてくださったときには、うまく言葉にできなかったんだけど。

また、演りたい!
では、また。





この曲を覚えているストレイドッグの俳優も少なくなっちゃったなあ。
森川さんがこの曲採用してくれたときは本当に嬉しかった。

熊木杏里 - ムーンスター

ON AIR#2776 “Sir!”

この日は山梨で公演だった。
このところずっと、どんよりと重い雲が空を漂うなか搬入・搬出作業をしていたけれど、久しぶりにいい天気で、富士山もとても美しかった。避暑地というのもあって、日差しはきつかったが風は涼しかった。

公演も、教頭先生や校長先生が直接あいさつに来てくださり、さくらんぼとお茶の差し入れまで。
月並みなことばになってしまうが、こんなに喜んでいただけたことが、何よりも、届け手としては励みになる。
東京くらいでしか観られない演劇の魅力を届けるというよりは、子供たちに純粋に楽しんでもらったり、先生方にも情操教育としてふさわしい物語を感じ取ってほしい。

ところで、この一週間、私は主人公の河童のラームではなく、その河童をいじめる村人、茂三(しげぞう)役をいただいている。
後輩の赤池が演じる、お茂と兄妹の間柄、という設定だ。普段は、お茂だけで成立するのだが、この期間だけ新たに追加し、科白をわけあって二人で演じているというわけである。
しかし急に決まって、稽古もそんなに時間をとってやっているわけではなかったので、もう一度、どこかで自主稽古をしておかなきゃな、と思っていた矢先、赤池からメールが来た。

「今日、宮武君も入れて、自主稽古しようと思ってるんですが、田嶋はいつ来ますか?」

え、あの、ちょっと待って。
うん、行けるよ。行けるンだけどね。
あれ、俺、先輩だったよね……え、違うの?
兄妹を演じたこの数日で、一気に距離が縮まったのかな?

赤池さんの斬新な役作りには、頭が下がります。

では、また。





兄と妹、ということで、兄と妹で構成されたバンドの有名な曲をお届けします。
この曲を聴いてすぐピンと来る劇団のファンの方もいらっしゃるかと思います。

The Corrs - Breathless

ON AIR#2775 “Soirée”

この日は、静岡で、夜の公演だった。19時開演。
夜に搬出作業をやるのはなかなかいいものだった。
蛙の鳴き声、満月、流れ星。そして夜風が気持ちよかった。

来週は、栃木は今市市にて公演がある。
江戸村の近くだ。
佐々木直樹は元気にしているだろうか。

行く場所はそれぞれ違っても、戻る場所は同じだ。
では、また。




スピッツ - さらさら

ON AIR#2774 “Criterion of Judgment”

つまらないことを決めるのは自分次第だと云われたけど、
つまんないもんはつまんないよ。
でも臆病で、どこにも踏み出せないんだ。




B'z - STAY GREEN ~未熟な旅はとまらない~

ON AIR#2773 “Guitarless”

星野源の新曲を買った。

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作品を出すたびに、こちらの想像を超えることをさらりとやってのける。
ではまた。


ON AIR#2772 “Brighter Love”

この日は山形での小学校の公演だったのだが、校歌の作詞者はなんとあの谷川俊太郎さんであった。
それを発見したのがちょっと嬉しくて、作業中の赤池に、
「ねえねえ、この小学校の校歌、谷川俊太郎さんが書いてるよっ」
と興奮気味に言ったら、
「え? 谷川俊太郎さんって誰ですか?」
と返ってきた。

谷川俊太郎さんといえば、あの『鉄腕アトム』の作詞者である。
いや、それだけではなくて、数えきれないくらい多くの名詩を世に送り出してきた詩人だ。
いまでこそ、著名なミュージシャンが、新設の学校の校歌を作るというのは珍しくはない(最近では小田和正さんが校歌を作っていた)が、長く続いている学校で、しかも谷川俊太郎さんともなると話は別だ。
作業中だったため、また、仮にも仕事をさせていただいている場所で、野放図に携帯でパシャパシャ撮るわけにもいかないので、残念ながら、詞の内容を教えることができないのだが、全部ひらがなの、いかにも谷川俊太郎さんらしい、おだやかな川の流れみたいな文体で書かれていた。

前に「あたし『心は孤独なアトム』(所属劇団の舞台作品)が一番好きなんですよー」と話していた赤池だったので教えてみたのだが、あまりにあっけらかんと「誰ですか?」と訊いてきたので逆に清々しい気持ちになってしまった。
(赤池の名誉のために言っておくと、そのあとすぐに「あ、思い出しました! 有名な作詩家さんですよね!」と言っていた)

ちなみに最近新たに知ったのだが、赤池はジョン・レノンがどのバンドにいたかも知らない。
やれやれ、これがジェネレーションギャップか……。
呆れていると、横から宮武が赤池のフォローをしてくれた。
「まあまあ田嶋さん、年が離れてるんだからしょうがないですよ。若さ故に知らないことを責め立てるような先輩は、煙たがられますよ」
「それはそうだけどね……」
「田嶋さんは確かに赤池さんよりジョン・レノンのことに詳しいかもしれませんけど、田嶋さんは赤池さんほど、韓流アーティストについて知ってますか?」
「……」
「そういうことなんですよ。違いを認めなきゃ。谷川俊太郎さんの詩にも、あるじゃないですか。『みんなちがって、みんないい』って」

宮武……。
それ、金子みすゞだから。

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私の話なんかより、一泊する仙台の牛タンに舌鼓を打つ赤池と宮武。
ほんとにもう、めちゃくちゃ美味しかった!
座長、ごちそうさまでした!

では、また。





余談ですが。
私の母校の中学の校歌を作曲したのは小椋佳さん。
宮武が大好きでよく歌ってる美空ひばりさんの『愛燦燦』を作った方です。

美空ひばり - 愛燦燦

ON AIR#2771 “skamping”


だいぶ前の写真だけど。

河井亜由子も出演する舞台、『メイクルーム』、どうぞお楽しみに。すかんぴんアイドル……。

AV版を知らないひとのほうがいまでは多いなんて驚きだよね。

時代は変る。
私も変らなければ。

では、また。

ON AIR#2770 “Alfredo and Toto”

このあいだ、初めて映画館でのオールナイトに行ってきた。
たまたま近くでやっていたので、映画好きであるなら一度は経験してみたいなと思い、足を運んだのだった。

その映画館でオールナイトをやるのは、この日が初めてだったらしく、とても多くのお客さんがつめかけていて、私もついわくわくしてしまった。
とにかくコーヒーを持参で準備は完了。なにせ仕事から帰ってほとんどその足で行ったようなものなので、ちゃんと起きていられるか不安だったのだ。
しかし、やっぱり良い映画は良い。暗い劇場のなかで皆が笑い、涙し……三本すべての上映が終了し、清々しい気分で映画館を出たときには、もうとっくに白んで明るくなった朝の街があった。私が出演した舞台の科白にもあるが、良い映画を観たあと映画館を出ると、街の風景がちょっぴり変わって見える。それは本当に本当なのだ。

ラインナップにあった映画はすべてフィルム上映だった。
最近ではなかなかフィルム上映で映画を観られる機会はないと思う。デジタルシネマ機によって映し出される昨今の映画はとても映像が鮮明できれいで、文字通り大きなテレビを視ている感覚になる。
久々にフィルム上映を観、その淡くて揺れていて、ろうそくに灯る炎のような映像の世界。まさに私が愛してきた映画館の思い出そのままで、予備校の授業をまるまるサボって、大宮だか深谷の映画館で時間を潰していた十八歳のころを思い出した。
もちろんデジタル上映が世の中の趨勢である。もちろん、デジタルになってよくなったことはたくさんあるし、「フィルムなんて、結局は味わいだけでしょ」と云われてもそれはごもっともなことではあるけれど、やっぱり、漠然とした、「文化は財産だ」といういかにも日本人的なくだらない願いが、私の心の中に生きている。

地方の映画館が次々と閉館している原因のひとつとして、フィルム上映でやってきた映画館が、デジタルシネマ機を導入する資金がないということもある。幸い導入できた劇場でも、いわゆる誰もが知るメジャーな映画を積極的にとりいれなければ存続できない状況だ。なかなかミニシアターらしい挑戦はできていない。それならシネコンに行ったほうが楽しいだろう、便利だし、ということで、地方の映画館では、軒並みそういうスパイラルが延々と続いているような気がしている。

そして映写技師という職業はかたっぱしから消え去ろうとしている。私の友人・知人にも何人かいる。
幸い、映画に関わるスタッフとしていまも仕事を続けているみたいだけれど、百年以上を誇る映画の歴史の中で起きたこの急進的な映画提供の変革は、そういう事態ももたらしていることも、知っておかないといけない。

私は、巡回公演で地方に行くとき、街の映画館に行くのが好きだ。
これまで何館かそういう映画館で時間を過ごしてきたけれど、シネコンだろうがミニシアターだろうが、ひとの集う場所のエネルギーというものに、身体を満たされる瞬間が何度もあった。
時代は多様的に変われども、それだけは固く動かない。
映画を成立させうるものは、結局のところ、ひとだからだ。

オールナイトをやってくれた東京の映画館は、今月もオールナイトの上映を予定している。
さまざまな映画が集まるこの大都市から、映画の愛し方、表現方法を、発信していていければいいね。

そして私も、微力でもその手助けができればいいなと思っている。



最後に参考にした文章などが記載されているページをアップしておく。
『フィルムの味わいを 名画座でオールナイト上映会』 (朝日新聞デジタルより)
『クローズアップ現代  フィルム映画の灯を守りたい』 (NHKオンラインより)
『デジタル上映とフィルム上映ではフィルム上映のほうが温かみがある?』 (Yahoo! JAPAN 知恵袋より)
『デジタル上映は手抜き』 (午前十時の映画祭 『映画祭について』 みんなのこえ より)

では、また。





その十八歳くらいのときに観て以来、長いこと観ていないのだが、あのラストをもう一度観たくなってきた。
十年ぶりに観たら、また何かを知り、覚えるかもしれない。

村を出ろ。ここにいると自分が世界の中心だと感じる。何もかも不変だと感じる。今のお前は私より盲目だ。人生はお前が観た映画とは違う。人生はもっと困難なものだ。帰って来るな。私達を忘れろ。手紙も書くな。郷愁に惑わされるな。我慢出来ずに帰って来ても、私の家には迎えてやらない。分かったか。自分のすることを愛せ。子供の時、映写室を愛したように――『ニュー・シネマ・パラダイス』より

Ennio Morricone - Cinema Paradiso

ON AIR#2769 “Stagnation”

一つ前の記事で、日本映画について書いたので、ついでに。

来る舞台『ゴジラ』に出演する、俳優の増田具佑さんが、ツイッターでこんなことをリツイートしていた。

桃井かおり、停滞する日本映画業界について語る

多少のデフォルメはあるのかもしれないけれど、ここまではっきり云われちゃ何も返せないよと。
映画館が少なくなってきているのは事実で、銀座で一館消え、吉祥寺もバウスシアターがなくなるし、三軒茶屋シネマも閉館となった。
巡業で行く先々、地方でも街の映画館はどんどん消滅している。富山なんかはもう三件くらいなくなっている。
早稲田や飯田橋など、元気な名画座もあるけれど、そこもいつまで持つかわからない。
景色としての映画館が、なくなってきていることがもう普通になっている。

映画業界に関してだけではなく、俳優陣にも言及している。
DVDの普及が原因なんだろうけど、最近ではメイキングとかが充実しすぎていて、ヤクシャ自身が舞台裏を無防備に見せたがっているような気もする。それを嬉しく思うファンもいるにはいるだろうけど、作り手側のはしくれとして、やっぱり表舞台だけで、お客様と闘いたい、というのが私のなかではある。
勘違いして、あれもこれもとオープンにしていってしまうのは、ちょっと違うような気がするのだ。

客と作り手には暗黙の境界線みたいなものが確かにあって、かつてはそれがちゃんとあったから、憧れとして飛び込む若者がいたはずなのだけど、いまはそれがあいまいだから、みんな知ったような気になって、皆が総じてネットで評論家になり得てしまっている。

広報を通り過ぎて過剰なプロモーションに走ったりするより、粛々と映画の本質で勝負できるような時代はもう来ないのかなあ。

何度も言うけど、作品で勝負したい。
『河童の笛』での巡業の模様を、いろいろと書いているけど、本当の裏側は見せない。
モットーというにはおこがましいかもしれないが、あくまで見てほしいのはステージの上なのだ。

この日の静岡の公演の子供たちの反応はとてもありがたかった。
できることは、真剣に演技するしかないのだが、終演後のお客様の声は、心強かった。
子供たちに、先生方に、また来てほしいと願われる舞台を作っていきたい。

では、また。





大好きな映画のテーマ曲で、DEPAPEPEと共演した音源。
この映画は、優しさにあふれた無垢な村が紡ぎだす痛烈なファンタジーである。

久石譲/Welcome To Dongmakgol

ON AIR#2768 “We Call Him......”

“STRAYDOG”の舞台『ゴジラ』の稽古も始まっているらしい。
江戸村からいまがわさんと、山口くん、吉野くんも帰ってきて、熱い公演になること間違いなし。

マニアの域には全然達していないけれど、私は怪獣映画が好きである。
東宝特撮の王者、ゴジラももちろんだ。来月にはハリウッド版が公開される。評価は上々らしいし楽しみだ。
昨今の日本映画界の停滞ぶりからすると、もう「特撮」なんて割に合わないジャンルは日本で作れない空気になっているのがなんとなく悔しいが、いつかその姿を日本映画界に現してくれると信じている。

知らない方もいらっしゃるかと思うので話しておくと、渡辺謙さんが「ゴジラ」の発音を最後まで日本的な発音、つまり「Godzilla」ではなく、「GOJIRA」にして演じたというのは胸を熱くさせる話である。
ヤクシャとしての魂というか、ヤクシャとして譲ってはいけないポイントを持つことは大事かと思う。
もちろん、それは彼くらいの大物にならなければできない話かもしれないけど、そういう矜持みたいなものを持って演じなければ、演じる価値や喜びは生じないだろう。

ちなみに謙さんが「ゴジラ」と言うシーンは、1954年の最初のゴジラ映画『ゴジラ』での芹沢博士の科白へのオマージュである。
予告編をいくつか拝見したけれど、昨今の日本を意識した映像が多数ちりばめられていた。見る人が見たら、本当にショッキングなのかもしれない。
これはあくまでファンとしての見解だけど、思えば震災や原発問題、集団的自衛権、人口減少、オリンピック開催など、諸外国の矢面に立たされているこの国の現状ほど、ゴジラ出現にふさわしいシチュエーションはないとは思うのだが。
それを全て見こしてハリウッドは天文学的とも思える額のカネを動かし、あれだけの大作を作ってしまうのだから……日本映画界に、光なんてあるのだろうか。

私は、舞台の『ゴジラ』は数十年前からあり、何度も再演されている戯曲だが、私がレポーターを演じたときは、科白をいまの時代に合わせて変えさせていただいた。
「貿易摩擦」を「原発問題」に変えた。共演者のひとりはやめたほうがいいんじゃないかと言っていたけど、最後まで通した。同じ役を別チームで演じる栗原クンも「原発問題」にして演じていた。
たぶん、それは栗原クンと私のヤクシャとしての「矜持」だったのかもしれない。ちと、キザかもしれないけれど。
それ以外にも、みんなで考えて現代的な言い回しや用語を使ったところはたくさんある。
今回の2014年版の舞台『ゴジラ』も現代風にアレンジされているだろうか。そこもちょっと楽しみだ。




話は変るが、来週一週間は、河童役ではなく、村人役として、河童をいじめる側にまわる。
『河童の笛』は、河童というか、村人たちがどう攻め、クライマックスでテンションを最高潮に持っていくかだと思っている。プレッシャーもあるけど頑張ろう。

では、また。




音楽も、伊福部さんっぽい、なんとなく。

ON AIR#2767 “P”

ハイエースのなかで。

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宮武「すみません、ちょっとトイレ行きたいスけど……」

五分後。

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宮武「………………」

※そのあと、無事でした。

ON AIR#2766 “Ride”

静岡で公演して帰ってきた。
この週は、ワンステが続く。
天気が悪く、なかなか富士山が見えない新東名。
とにかく、体調管理だな……。





稲葉浩志/Stay Free
やっぱり稲葉さんといえばバイクだいね。
この映像だけでおなかいっぱい。
B'zと違って、めちゃくちゃクセの強いメロディを作るよねえ。

ON AIR#2765 “object”


謎の物体と私。

では、また。

ON AIR#2764 “Our”


なんか、某小説の表紙みたい。

頼もしい三人。

では、また。