ON AIR#778 ~奮闘記~

・バイトの先輩が落語界に弟子入りした。
自分のことではないけれど、嬉しい。

・いろいろ怒られたりもしたが、
最終的には為になることをよく教えてくれた先輩だなと思う。
学ばねばならぬことはまだ多い。

・奮闘している人を見ていると刺激になるのだね。
さ、がんばろ。
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ON AIR#777 ~「削除しますか?」……「OK」をクリックできない自分~

・昔から、後片付け、整理整頓が苦手だ。
もちろん、綺麗なほうが好きなのに、片付けられない。
同時に、捨てられない症状の予備軍。
ものぐさでコレクター癖の人間は本当に厄介だと我ながら思う。
あーダメだ。

・流しを見れば、まだカレーを食べた後の鍋を洗わないでいる。
寒い時期はあったかいお湯でも嫌だなーと思ってしまう。
あーダメだ。

・それと同じで、僕は自分の心も整理できてないと思う。
少しずついろんなことを片付けなきゃならないのに。
問題は山積み。捨てなきゃいけない、消さなきゃいけないものを消してない。
あーダメだ。

・いったい何から手をつけましょう?

ON AIR#776 ~そういえば、新宿~

・そういえば、こないだ、池袋に行ったら、「ブラック・ジャック」の単行本が無くなっていてショックを受けた。新装版じゃない、古い方のコミックスをなんとか全巻集めたかったのになあ……お金にも限界があるので、少しずつ買っていたのが災いした。仕方ない。地道に探して買っていくしかないな。
ネットという手もあるが、なんかそういうのって邪道な気がするのですよ。やはり本は本屋で買うべきだと思っているから……オレって損な性格。

・そういえば、「ブラック・ジャック」以外の漫画ってほとんど読んでいない。
今まではまったく興味が沸かなかったのだが、最近、「おおきく振りかぶって」をキッカケに漫画熱が再燃しだした。「名探偵コナン」にはすっかり飽きたので(キザな主人公に鳥肌がたつため)、とりあえず、映画化予定作品や、映画化しそうな作品を手にとってみることにした。
コミックスの映画化が流行ってる時代ですからな。目を光らせておこう。

・そういえば、浪人時代、週一で、新宿の紀伊國屋によく行っていた。
浪人して初めて行った新宿。そこで初めて行った東京の本屋が紀伊國屋で、今、思い返しても、紀伊國屋は素晴らしい品揃えだった。もしかしたら「ブラック・ジャック」の単行本も売ってるかも……。
赤本や参考書なんてめったに探さず、ひたすらキネマ旬報やら月刊シナリオやら、怪獣映画系の作品を片っ端から読んでた。ジュンク堂以上に、僕個人のマニア心をくすぐる本がそろっていたのだ。ジュンクより本を探しやすかったし。ギターも弾いていたから、弾き語りの本とかも読んでた覚えがある。
今や、新宿を何度もぶらついている(主に映画ですけど)。今日も行ったし。
んでもって、宣伝しちゃうと、めぐりめぐってその月刊シナリオに記事まで書かせてもらったなんて……。

・なんつーか、そう考えると感慨深いものである。

ON AIR#775 ~瀬尾まいこ 「天国はまだ遠く」~

天国はまだ遠く


・泣いてしまったあ。
まだ二月の終わりですが、これより感動できる小説に今年は出逢えるかな、それくらい好きな本の一つです。

・23歳の主人公、千鶴のダメっぷりがいい。
自殺しようと思ったのに、肝心なところでミスったり、のんきだったり。
田村さんの生き方もなんとなく、わかる。
家を継ぐということを敢えて選ぶまでの経緯、どういう人生を彼が歩むのか、そういう切ない感情を、全面に出すんじゃなく、ひっそりと描写してる。

・意味のなさそうな会話が関係を変えたりする面白さ。
意外なところで涙腺を刺激する、淡々とした文章。全てよかった。
生きる力を与える小説というのはなかなかない。
こういう静かな小説ほど、実は力になったりする。

ON AIR#774 ~世界卓球について②~

・しかしながら今回の世界卓球2008、
石原良純の、恐れを知らないすべりっぷりにただただ失笑。
ウケは狙ってないのだろうけれど、何も伝えられてないじゃん(笑)
今からでも遅くはないよ。観てみて。

・んで、外国人選手の面白おかしいキャッチフレーズ。
イタリア女子選手の主力二人は情熱マンマミーア卓球ルネッサンス
フランスの主力二人は猛攻トレビアン卓球ボンジュール
あまりに安直なので、韓国選手には、卓球アニョハセヨとかにするんじゃないのかと思ったら、違ったし。

・テレビ東京にはもうちょっと卓球をありのままに伝えて欲しいのだ。
まだ松岡修造のほうが盛り上がれるよ。同じラケット競技だし。
しかし、久々に旬の卓球選手を知ることができてよかったとは思います。

ON AIR#773 ~世界卓球について①~

・世界卓球に燃えています。

・最近、ルールが改正されて面白くなったのです。
21点制から11点制になって、
展開がスリリングになった。実力が拮抗しているとさらに面白い。

・卓球はいつのまにか、セットのことをゲームというようになったね。
昔は第一セットとか、セットポイントといっていた。
松下浩二という選手が間違えてセットと言ってしまう。
しかし世界表示でも「GAME POINT」となっていたし、世界標準になったのね。

・僕は昔、卓球少年だった時期があります。
映画に目覚めなければ、今は北京を目指していたくらい、卓球が好きでした。
回転がものを言うサーブ。
数秒の勝負の世界で続くラリー。
高まる緊張。
そしてポイントが入ったときの選手の咆哮。
たまらないわ。

・卓球したーい!!

ON AIR#772 ~追いかけて追いかけて死ぬまで僕は追いかけてゆく~

・地元で、中学時代、大変お世話になった塾の同窓会があった、ということで、参加してきたんですが。
自分の代は8期生らしいんだけど、誰一人来ず。
寂しいね。あまり友達いなかったんだけど、さすがにね。

・ちなみに一番若い代は21期生だって。
すごい。俺が塾に入ったときに産まれた子ってことね。

・んで、飲んで飲んで、帰り際に先生に将来についてアドバイスを頂いた。
ずいぶんと厳しい言い方だったけど、本当に効いた。
僕の考え方は、ことごとく甘いって。
夢を追う前にやはり自立するべきだと。
ちゃんと自分だけで食っていく状況になって責任を果たせと。

・まだ、僕は、自分というものに責任を持って生きられていない。
本当に甘いのだ。
本気で生きるためには、本気で生きねば。

・寄り添って支えてくれなくとも、
ちゃんと帰ったときに言葉をくれる先生は素晴らしいと思います。
先生、自分もそんな人間になれますか?

この塾に通ってました。いつか子供ができたら通わせてあげてください。

ON AIR#771 ~ども~

更新を放置していたのは、地元に帰っていたからでございます。
すみません、日にち改ざんしつつ書いていきます。

ON AIR#770 ~まわりまわって誰のせい?~

以下、愚痴なので読まなくてもよし。

ON AIR#769 ~奈緒子(2008 日本 120分 2.19)~

・「天国はまだ遠く」は映画化されるらしい。加藤ローサと徳井(漫才コンビ・チュートリアル)って、本当かよ。嘘だと言って下さい。

・小説の原作は難しいですが、漫画原作は本当に難しい。向井康介さんも「神童」を手がけたときに「もう漫画は……」と思ったくらいらしいから。
「おおきく振りかぶって」なんて、映画化したら叩かれるだろうなあ。
ちなみに「20世紀少年」が映画化されるのは知ってますでしょうか。僕は最近知ったのですがかなり楽しみであります。
というわけで今回は漫画原作の映画化作品。

奈緒子

・漫画原作らしい、この映画。
このテの青春、あだち充好きな人はいけるのではないか。

・しかしながら、なんで長崎の映画なのに、誰一人長崎弁をしゃべらないのだ!!!!!
西浦先生(笑福亭鶴瓶)に至っては関西弁のまんまじゃん。
リアリティの欠片、ない。以下ネタバレあり。

・「奈緒子」という映画の通り、主人公は一応、上野樹里がやっているのにも関わらず、描かれるのは、雄介(三浦春馬)のことばかり。冒頭で奈緒子の回想をいれたことで、これは奈緒子が幼いときに経験したことのトラウマを乗り切っていくというのがテーマなのを説明するにも関わらず、である。
その過程を、中盤からまったく感じられなくなる。駅伝というスポーツとしての面白さと、人間ドラマをどう組み合わせるかは難しいところなんだけれど、漫画原作のためなのか、奈緒子のドラマに行き着くまでに、西浦の病気とか、雄介をとりまく陸上部員たちの成長譚を詰め込みすぎなんだよね。

・ただ単に駅伝映画であることを前に出して描くべきではなかったかな。そうすれば、雄介以外の陸上部の人間をもっと細かく描けたはず。観た印象では陸上部員を類型的に捉えすぎていると思った。もっと一人一人の人間像を見せ付けないと、雄介にたすきを託す意味が薄れると思う。どうも、ちぐはぐ、といった印象が強い。

・とにもかくにも、描く対象が駅伝であるのなら、駅伝ならではのドラマを堂々とやって欲しかったわな。トラウマ抱えた女の子と天才選手と病気の先生……他のスポーツでもできる題材じゃん。その上に、せっかく奈緒子が主人公なら、奈緒子を中心に陸上部が変化させていかなければ筋が通らないでしょうに。残念でした。

・映画の原作は最近、映画業界がしばしばコンテンツとして大量に購入、消費しているが、それを消費と言われないためにも、原作を映画にとっての単なる情報、題材として考えるのではなく、ちゃんとその芯にあるモノがなんなのかを考えてから映画化しないといけないと思う。切実に思う。

ON AIR#768 ~アメリカン・ギャングスター(2007 アメリカ 157分 2.18)~

・「エディット・ピアフ~」でのその演技で感動を呼んだマリオン・コティヤールが出演した「プロヴァンスの贈りもの」。意識して繋げたわけではないのだが、今回は「プロヴァンス~」のリドリー・スコットの最新作品。

・最近観た映画の中ではかなり上映時間が長いのだが、それでも時計を気にすることなく最後まで鑑賞できるほどの内容。

・一見無関係に見えたフランク・ルーカス(デンゼル・ワシントン)と、リッチー・ロバーツ(ラッセル・クロウ)が、だんだん繋がって最後にピンと筋が通る。ジワジワと締め付けて攻めるような物語の展開に、後半は息を飲んで観てしまった。以下、多少ネタバレあり。

・フランクは麻薬王として罪という罪を犯しながらも、自分の家族のために家を買うなど一生懸命尽くす。一方、警察という組織の堕落した体制に辟易して、自身の信念を貫こうとするリッチーは、女癖が悪く、妻に愛想をつかされ、親権争いに協力する女弁護士とも体を持ってしまう体たらくを見せる。

・こういう対照的な二人がクライマックスで繋がることで劇的に状況が変わるというシナリオの構図が非常にうまい。しかしその計算しつくされた面白い物語の底には、正義の意義、人種差別、麻薬問題、一部の警察組織とマフィアの暗黙の繋がり、それらに対する作り手の現実批評が随所に転がっていて、それにも強い感銘を受ける。映画によって何を伝えるのか? 何を変えようと試みなければならないのか。そういう意識をリドリー・スコットは持っているのだと思う。

・そしてそれ以上に、スティーヴン・ザイリアン(脚本)の映画の組み立て方には、ただただ脱帽するばかりだ。誰もが楽しめる娯楽に確かな社会批評を入れるのは並大抵の書き方ではできない。個人的には同世代の脚本家、ポール・ハギスよりも、ハリウッド映画の書き手としての骨の太さを感じる。

・ホント、つけ入る隙がない。リドリー・スコット作品を観ると自信を失う。

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・ということで、これからは劇場公開映画、または昔の映画でも劇場で観た映画を中心にお話していくショゾン。DVDのまで紹介しようとするとさすがに書ききれない。いつも用事をすませてから観ることが多いのでレイトショーばかりなんだけどね。

ON AIR#767 ~エディット・ピアフ ~愛の讃歌~(2007 フランス/イギリス/チェコ 140分 2.17)~

・自分の脚本をなんとしてもコンクールに出したい。そんな先生とのメールのやりとりの中でこんなメールが返ってきたのです。

シナリオはドラマを通して人間を描くものである、それがシナリオの目的と云っていいだろう・・・人間を描くと言うことは具体的に人物の生き様を描くことである。
人間の生き様とはその人物がどんな生まれで、どんな環境に育ち、今、何をして生きているのかを細かく、知った上で登場人物として書くことになるだろう。
ここで一番避けなければいけない事は人物を類型的に掴まえてしまうことだ・・・
なら「類型でない人間」を書くためには?
人物の履歴書を作ろう、その人間の生まれてから、ドラマの現在までの履歴を作る・・・出来るだけ細かく、それはドラマの上では直接関係ない背景に過ぎないかもしれないが、人物が生きている証としての履歴が作り上げられて行くと、そこに実在する一人の登場人物がリアルに浮かび上がってくるはずだ。ある作家は言いました、チューリップの絵を描くときにチューリップの写真を見て描くなと、描くときには花を見て描くべきであると、もっと云えば、球根に毎日水をやり、花を咲かせ、チューリップを育て、理解して花を描くべきだと・・・


・実際に履歴を自分で作ってみたら、笑えてくるほど、自分は主人公という人間を何も考えずに描いていたと気づかされた。オハナシだけ作ろうとしていると、肝心のニンゲンがまったく作れない。テーマを強く押し出そうとしても、ニンゲンが魅力的でなければ押し付けがましいものになってしまう。不思議なことに、自分が面白いと思う作品は、登場人物が面白いという、今さらながらの発見もできた。
オハナシの作り方は学校で教えられる。
描くべきテーマも、テレビや新聞にいくらでも転がっている。というより、ブログでも手紙でも何でも、何かを書いている時点で、そこにテーマは存在している。
しかし、人の生き様、これだけは、自分が生まれてから、探求しなければ掴めない。ずーっと意識して、作り手が死ぬまで見つめなければならないものなんだと思う。


以下、本日の映画について
というわけで、この映画「エディット・ピアフ」は人間を描くという意味では文句なしの傑作でした。

・マリオン・コティヤールの熱演に、上演終了までただただ圧倒される。特殊メイクはもちろんのことだが、「プロヴァンスの贈りもの」の女優だとは思えない役作りを素晴らしいと思わない人はいないはずである。

・生き様というものをこれほどまでに見せ付ける映画はそうはないだろう。貧困を生き抜いて、47歳の若さでこの世を去るまで、ピアフは何を感じ、何を伝えようとしたか……時代を行ったり来たりする、一見乱暴に感じられるシナリオの構成は、実は物語を伝記のように描かず、晩年のピアフが、華やかでもあり、儚くもあった自身の過去を振り返って、何を感じたか。それを徹底して追求するという作り手の覚悟である。「ミス・ポター」でも感じたが、人の伝記をどう脚色し、映画として成立させるかを、考えてくれている。

・「イキザマ」。言葉にすれば簡単だが、人生を濃くということはきわめて困難だ。
ピアフの人間像は、感動を押し売るようなタイプではない。むしろ気性が荒く、情熱と同時に人にも迷惑をかけてしまうような不器用さも持つ。
なのに、ここまで感動してしまうのは、それだけ本作のピアフを演じたマリオンの演技が熱に溢れ、脚本が太かったことに尽きる。

・とにもかくにも観て欲しい。マリオンが唄うシーン、今でも口パクに思えない。そこを見るだけでも価値があるような映画である。

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・マリオン・コティヤールの出演していた「プロヴァンスの贈りもの」の監督、リドリー・スコットの最新作を観たので近々感想を書くかも……。

ON AIR#766 ~帰りたい?~

一人になりたい。
でも、誰かといたい。

とりあえず今は、もうこのまま逃げ出したい。

それでも昨日、壮絶なるバイトが終わった後、中学の友達から電話をもらった。
嬉しかったのだ。
「もし地元に帰ってたら遊ぼうかと思って」だってさ。

あいにく東京にいたのだが。
僕のことをまだ必要としてくれる仲間がいるのだ。

ふらふらと自転車で街を走ったら、頭痛は不思議と消えていた。

ON AIR#765 ~レモンサワー~

初めてこの目で見た有名人は、オスマン・サンコンな私ですが、
生きているとさすがに有名人によく会う。
こないだは駅前で林家たい平を見かけたよ。

特に最近、テレビで見かける人をよく見たりする。
うちのバイト先は有名人がたまーに来る。
俺が知ってるのでは、パパイヤ鈴木、若柳帆之亟、鶴竜。
そんでもってこの日は、木原実。
気象予報士ね。
僕は知らなかったけど、昔、僕のバイト先で働いていたとか働いていなかったとか。
この目で見るのは、二度目。

ON AIR#764 ~個人的日本一のバームクーヘン~

新宿駅構内をぶらついていたら、

バームクーヘンが売っていた。
食べたくなり購入、家に帰って珈琲と一緒に頂くことに。

うまい。
かなりうまい。

っていうか、懐かしいくらいにうまい。

ハッ……。

パッケージを見ると、

株式会社シェリエ。

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分かる人にしか分からないネタでごめんなさい。

ON AIR#763 ~バレンタインと天国~

・キットカットのCMに、北乃きいと、勝地涼が出ていた。
しかもBGMはミスチル。
明らかに「幸福な食卓」を意識しているね。まさかバレンタインにこの映画を思い出すとは思わなんだ。

・たまたま、今日、本屋で妹尾まいこの「天国はまだ遠く」を買っていた。
少しだけ読んだが、既に彼女の世界に引き込まれた。

「なんとかなる。適当に流しておけばいい。きっと大丈夫。物事は
私が心配するほど、悪化しないものなんだって。このくらいのこと、
ちっともたいしたことはない。笑っておけばいいんだ。
いつからだろうか。私は自分にそう言い聞かせるようになって
いた。朝、布団の中で。出勤前の玄関で。仕事の合間にトイレで。
食欲のないとき、寝付けないとき。そうやって自分に暗示をかけ
ないと、動けなくなっていた。」


文庫の12~15ページ、とても衝撃的だった。続きを読むときも、必ずこの部分を読んでしまう。自分のことを書いている、とまではいかないまでも、どこか似た感情を、書いていた。
まだ読了していないのだけれど、この物語の主人公は23歳の時点で死のうと考えている。
もし、少しでも興味を持つ人がいるなら読むべきです。名作の予感がします。

・一方で現実の世界では、市川崑が亡くなったというニュースを見た。
「天国はまだ遠く」の主人公のちょうど四倍、92歳での往生。
また一人、誰かのヒーローが消えていった。

・僕はもうすぐ22歳になるけれども、その四倍くらいの年齢まで生きる気力、果たしてあるのかなあと思ってしまう。もしかしたら、あと一年後、23歳のときに全てが嫌になってしまうかもしれないのに。生きるっていうのは大変だ。

・奇しくもそういうことを考えたのはバレンタインデー。
自らの映画という信念を抱き続けて亡くなった市川崑は、ある意味、殉教者なのかもしれない。僕はそういう信念を持っているでしょうか。

・まだ、天国は遠い。

ON AIR#762 ~団塊ボーイズ(2007 アメリカ 99分 2.11)~

・邦題、なんとかならんのか。
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確かに、団塊っぽいけれどもさ、団塊って、今、還暦か還暦じゃないかくらいの人が団塊なわけで。実際には団塊じゃないんだわな。
団塊って明らかに日本人のための言葉なのに、軽くこう使われてしまうと違和感を覚える。
特にマーティン・ローレンスなんて全然、世代から外れてるじゃん。それなのに、学生時代からつるんでる仲間っていうのがよくわからない。

・だいたい主演四人、どういう仲間なのか、あんまり映画では語られないのですよ。
とにかく最初から最後までギャグ全開で突っ走っていく内容だから仕方ないのかもしれないけれども、もう少し、この四人が何を抱えて何を乗り越えていくかをちゃんとはじめに示さないと、悩みのなさそうな男たちが、だだ走ってるだけの映画になっちゃうよ。それなのに、トラボルタが知った顔で、「自分探し」とか言うような、そんな作品。

・そもそも、映画で言っていた自分探しやら、夢の後先のハナシなんて、別に団塊の世代じゃなくても、誰もが抱えていることじゃないか。そういうことを言ったら魅力が薄れるのかもしれないけれど、やっぱり自分はそういうところを見ちゃうよな。

・しかしながら、ここまで全部ギャグで片付けるのもある意味爽快。ちょっとギャグのためにギャグをやってる感はあるけれど、目に見える展開とか、とやかく言わないで楽しみたいならどうぞ。

ON AIR#761 ~歓喜の歌(2007 日本 121分 2.08)~

・ストレスが溜まると浪費癖があるようだ。
何かを手に入れるっていうことは快感になる。
怖い怖い。
気をつけねば。

・ほぼ日で、さんまさんとイトイさんの対談を読んだ。
興味を引かれたのはさんまさんが落語界で弟子をやっている時代の話。
楽しくないことをやっているときにどうすれば楽しいと感じられるようになるか。
「楽しくなることを考えるのは楽しい」という概念。
深いなあ。自分にはそれができるだろうか。
まさか一生皿洗いとお酒作りを続けることはないかもしれないけれど、楽しくないからなあ。

・落語から派生してこの映画「歓喜の歌」について。
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「東京タワー」の松岡監督の最新作。
松岡監督とは相性がいいようで、今回も楽しい映画だった。この際だし、松岡監督作品は観られるだけ観とこうかな。

・その「東京タワー」でもそうだが、松岡監督は「泣かす」「笑わす」映画は作らない。無理に押し出すのではなく、自然とこちらが感動するのを静かに待ってくれているような、そんな心地良さがある。

・脚本の粗は松岡監督自らも指摘する部分はあったようだが、今回は小林薫の演技力の完全勝利と言ったところでしょうか。シナリオも拝見したが、主人公の主任は、シンプルな台詞が多い。しかしそれを、絶妙な表情で見せてくれる。特にクライマックスの演技では不覚にも泣かされた。

・どうしようもなく不完全な人間ばかりが、ごった煮のごとく集合した作品。一人一人がそれぞれ背負うものがあって、それが大晦日に少しずつ変わっていく。細かいことを気にせず、群像劇として素直に楽しめることができた。

・笑って泣ける映画ってあるようでないけれど、コイツはオススメ。

ON AIR#760 ~ミス・ポター(2006 イギリス/アメリカ 93分 2.11)~

・評判が良く、前々から観たかった映画がつい先日近くの映画館で公開されていました。

ミスポター


・ピーターラビットの生みの親である、ビアトリクス・ポターのお話。
レネー・ゼルウィガーって格別な美人ではないのに、惹きつけられるよね。

・そんな話はさておき、ビアトリクス・ポターの半生を描いた話なのだが、史実の若干の違いがあるらしい、もともとそこまで彼女のことを知らない自分はすんなり観られたけれども、やはり少なからず、「事実を描いていない」という批判はこういう話にはつきものだ、と思う。

・しかしながら、ドラマとしての質を向上させるために史実を若干変えたのなら、それは成功していると僕は思う。
この作品、ビアトリクス・ポターの半生を、伝記のようにただ事実の羅列するという映画ではない。あくまで、一人の女性が、自身の夢を追う過程で、身分の違う恋に出会い、生きようとする、その生き様を描いた秀逸なドラマとして昇華されている。

・ミス・ポターと、ユアン・マクレガー扮するウォーンとのささやかな掛け合いが実にいい。大げさに表現するんじゃなく、静かだけれど強くこみ上げてくる感情を、二人は上手くコントロールしていた。
それと、ポターの描いた絵が、彼女の妄想の中で動くという設定は絶妙。ポターの恋心だけでなく、クライマックスでも意外なところで泣かされてしまった。

・ドラマとは人間を描くもの。この映画にはミス・ポターという人間が描かれています。
この映画のように、ちゃんとドラマが作られていれば、事実が違っていても感動を与えることはできる。逆にドラマが作られてなかったら、二重の批判を喰らう。難しいね、ドラマを作るって。

・ピーターラビットって可愛いな。

ON AIR#759 ~バカがバレていた~

・映画の感想文なんぞ書こうと思っていたにも関わらず、ちょっと書きたいこと。
こないだバイトに行く前に自分ちの最寄の駅を歩いていたら、下着用シャツ一枚にモモヒキ一枚で歩いていて、しかも頭は坊主+後頭部にちょこっとだけ丸いパーマかけたおじちゃんが歩いていて。
しかもシャツの背中には、どでかく、

「フェチ」

と書かれていた。
これ、本当に本当の話なのだ。嘘でこんな話書けないって。

・僕はバイトが終わった後、総武線で帰ることが多いんだけど、
終電で帰ると、やたらと乗客に文句を言う騒音おばさんがいるのです。
プラットホームで、乗客を見ては、

「ここはあんたたちがね、携帯見たり新聞読んだりする場所じゃないんだよ!! 携帯しまえ!」

とがなりたてる。
途中、信濃町で絶対降りるからまあいいのだが、正直かなりうるさい。
いや、新聞くらいいいじゃんorz
終電なんだから避けられない。

「続き」以降は人によっては読むべきでないかも。

ON AIR#758 ~江古田 Cafe松風窗~

ラグタイムに続いて行きたかった喫茶店。松風窗っちゅう喫茶店に行きましたよ。
学生が絶対こないような内装。
そして珈琲がメタ旨!高いケド。

俺の斜め前に座っていた客はどうやら音楽関連の、しかも音楽で成功した人らしく、話の内容がハイグレードだ。会話の中にウィーンとか普通に出てきた。誰だったのだろう。

まだまだ行ってない喫茶店をめぐろうと思います。胃に気を付けながら。

ON AIR#757 ~愛をこめて花束を♪~

・「エジソンの母」というドラマを観ているのだけれども、
今回の話は絵の話でして。
図工の授業で、良い絵と悪い絵を分けてくれるエラい先生(片桐はいり)が出てくるんだけれど、それに反抗する、というか「どうしてどうして?」と疑問をぶつける、子役の清水優哉クン(これがまた可愛いのだよ☆)が演ずる賢人を見ていて、いろんなことを思う。

・このドラマが伝えんとするメッセージは一貫している。常識っていうのは何なの? ってこと。僕らが当然のこととして思っているようなことでも、見方ひとつ変えるだけでどんどんカタチが変わって来る面白さ。今回の絵の話もそうだ。良い絵と悪い絵の常識を先生がどんなに教えようとしても、そんな境界って実はないんだよ。結局自分の心の中が決める一つの価値観に過ぎないのだよね。押し付けるべきではないのだ。映画の傑作と駄作の違いが分かり辛いのと一緒かな。

・賢人くんが本当に天才で、将来のエジソンのような存在になるかは分からないし、非凡な才能も、その他大勢の価値基準の中でこれから埋もれてしまうかどうかだって分からないのだけれど、ぶれる人にはなって欲しくないな、とフィクションのキャラクター相手に本気で応援してしまうのだ。口ばかりで何も変化のない日本の教育社会の中で、確かな意見を放っているドラマだなと思う。

・「薔薇のない花屋」は完全にドロップアウト。あまりにも面白くなさすぎて……。
「あしたの、喜多善男」は、まだ先が気になる。だが、ちょっと中だるみか。大筋は面白いが、細かい部分を見るとずっと同じドラマの繰り返しで展開がなさすぎる。
そんなわけで「エジソンの母」はまだまだ観たいドラマである。
もちろん、これも一つの価値観なのです。念のため。

・片桐はいりといえば、「歓喜の歌」を観ました。出演してました。書くことのない日に感想書くかも。

ON AIR#756 ~Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!(2007 イギリス 89分 1.30)~

このブログの人、すんげー映画観てるなあ。どんな仕事してる人なんだろう。批評家でも目指してるのかな。

・最近、こんな映画を観たのだ。
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2008年公開映画はまだそんなに観てないけれど、これは抜群に面白い。

・最近のコメディ映画は、ボケとツッコミという構図が成り立ってる気がしている。
例えば、誰かがボケ担当で、ツッコミ担当の役者がすかさずツッコミをかます。いわゆる漫才的なコメディが主流。ツッコミが面白い理由を教えてくれる親切な映画は多い。理解力なしでも説明してくれるから。

・いわゆるシットコムというジャンル(「フルハウス」というテレビ番組を想像してください)がかつてはあった。皮肉めいたコトバ、それに対するリアクションで笑いをとる。
それに対して、スラップスティックコメディというドタバタ喜劇もある。クレージーキャッツが映画で見せた、何でもありと破綻のスレスレをいく面白さがある。

・ただ、最近のコメディがあまり笑えないのは、一見、漫才的に見せようとしているが、ギャグそれ自体を目的にギャグをやってしまっているところにある。
しかし不思議なことに最近はそういうモノのほうが受けがいいらしい。芸人で言えば、流行語を生み出した、ダンディ坂野、HG、最近では小島よしお、彼らはその典型ではないだろうか。ギャグをやろうとしてギャグをやる。印象に残れば勝ちの情報メディアの中では有利だ。映画も例外ではなく、流れの中で笑いをとるという行為を意識的に削除している。

・こんなまわりくどいことを何故話しているかというと、本作がそういう映画とは一線を画す作品だったからである。メッセージや批評、また、笑うという行為の根本すら消えてしまったコメディたちの前に、毅然とした態度で立ちはだかってくれた。

・ビーンが動く。言葉や、彼らに迷惑する家族と漫才的なコメディを展開させた前作の「ビーン」とは印象が変わった。いや、本当のビーンが帰ってきたのだ!
観ていただければわかると思うが、電車にで親とはぐれた子供を親元に返すためにカンヌへ向かうという、ストーリーの軸をちゃんと脚本の時点でたててある。その中で、ビーン本人の中では真面目にやっているつもりのアクションがいつの間にかギャグになっていく。
思い出作りでやっていたビデオがコトの発端になり、クライマックスでは重要なアイテムとなって爽やかな笑いを提供する上手さ。
さらには、自身の名声や、賞を得るためだけに映画を撮ってしまっている映画監督に立ち向かい、散々困らせてしまうその批評精神。

・喜劇を作るのは難しいというが、この作品には、喜劇というものの本質がある。
かつてチャップリンが世に送り出した笑いもそうだったが、破綻しない脚本と、何でもアリのアクション、現実に対して異を唱える批評。そういう笑いはどんどん減ってきている。この映画はその意味で、とても貴重だ。前作を遥かに超える良作だったと言える。

・余談だが、本作の邦題、原題そのまま「ミスター・ビーンの休日」でよかったんじゃないのかと思うのだがどうだろう。シンプルな構成も生きてくるし。
印象主義を突き進む日本のコメディは、タイトルにまでハビコっている気がしてならない。

ON AIR#755 ~ボトムス。言ってみたかった。~

・昨日の「陰日向に咲く」を観に行ったのは浦和だったのさ。
浦和パルコに行っちゃったんさ。
部活の先輩と後輩が働いていたりで一度行ってみたかったんさ。
行ってみたが会えなかったんさ。

・代わりといってはなんだが、4階の紳士服系のお店をめぐる。
コレクターズという店の服や小物、アンタイトルメン(UNTITLED MEN)というブランドの服たちがとてもかっこよく、どうせなら映画よりもこっちに金かけりゃよかったとしばし後悔。
基本的に話しかけられるのは好きじゃないんだけど、店の兄ちゃんはいい人だった。
「細くてうらやましいですよ」って言われちゃった。
華奢な体格の俺に対する常套褒めコトバ。でも言い方って大事だよね。
最近ようやく自分の服の好みが分かってきたような気がしますわ。

・お金は減るけど、ファッションに興味持てたのは嬉しい進歩。
昔は服なんかより映画や本に金を費やしたかった。
「春服」というコトバなんて、口にする人じゃなかった(笑)
でも、自分を飾って、少しだけ自分を好きになるって、たまにはいいな。

・本当に服を変えると心まで変わるんだね。勉強になった。
脚本書くことにも影響しそうな予感。

・奇しくも、椎名林檎(浦和出身)の映像をテレビで観てます。
彼女の服、唄い方。セクシーすぎる。

ON AIR#754 ~陰日向に咲く(2008 日本 129分 2.05)~

・一時期に比べれば読む人も少なくなったのかもしれませんが、
生協の白石さん、今も読んでます。
2月3日のやつは久々にワロタよ。

・今年は映画館で映画を観たい。
せっかく東京にいるんだから東京でしか観られない映画を観たいというのもあるが、映画なのだから映画館に行くべきだと思います。DVDで観るだけでは伝わらないものがある気がする。小説を、ケータイやDSソフトで読んでも、読書した気にならないのと一緒だと思うんだけど。
小説は本屋。映画は映画館。
というわけで劇場公開映画を紹介。
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・この物語、中盤までは単体のエピソードとして成立していて、それはそれで観られるのだが、シンヤ(岡田准一)のエピソードを中心にしてどんどん物語が繋がろうとするところからオシリが痛くなりはじめた。群像劇はやはり難しい。

・ゆうすけ(塚本高史)とみゃーこ(平山あや)のエピソードがなんであんなに浮いてるのか気にかかる。物語そのものはいいと思うが、あれは完全に本筋から逸脱しており、必要ないと感じてしまうのが正直なところ。そしてそれ以上に、野球選手の父親のくだりはまったく必要ない。二時間を切る作品にすればもう少しまとまったのではないかと思う。

・シンヤはギャンブルに嵌ってしまうダメ男なのであるが、基本的に岡田准一はギャンブルをしそうな顔ではない気がする。その父親が、モーゼというホームレスに憧れを抱いていて、その役が三浦友和なのだが、彼の心の空しさもどこか中途半端な感は否めない。

・物語とは直接関係のない話なのだが、主題歌のケツメイシ「出会いのかけら」は「涙」とメロディがほぼ一緒。手抜きだろ。「涙」が好きなだけに、複雑な気分だ。
そして何よりもパンフレットに、劇団ひとりのコメントが一文字も書かれていなかった。
失礼ながら原作を読んでいないのだが、「陰日向に咲く」は、劇団ひとりという一人の芸人が作家としての才能を開かせ、読んだ人に感動を抱かせたベストセラーであり、それがあるからこそ本作もあるはずである。それなのに、監督や脚本家のインタビューだけがでかでかと使われ、彼のコメントが一切載せられていないなんて。
真相は何なのか分からないが、結局その劇団ひとりのコメントの非掲載が、この映画の全てを物語ってしまっていた。

・2006年の年鑑代表シナリオ集に収録されるはずだった荒井晴彦氏の「やわらかい生活」が、原作者の徹底的な拒否により、代表としての題名はあるものの、シナリオ自体は未収録となってしまった話を聞いた。「脚本家はただ原作を映画用の字面に残すだけの人間じゃない」と言う話には同感だし、原作者よりも脚本家が下ととらえられてしまうことに対しては僕も遺憾を覚えるが、この映画はその逆の例もあるんだということを、図らずも証明してしまった。

・原作者の託した想いを、脚本家は無下にしてはならない。

ON AIR#753 ~最近あった些細なラッキーなこと、アンラッキーなこと~

・洋服に関するラッキーとアンラッキー。
洋服屋で、5000円くらいで売っていたジャケット。めちゃくちゃカッコよかったので買った。あとで、ネット販売用のサイトで調べたら13000円でした。値下げしてたのね。
代わりに、こないだ13000円で買ったコートが5000円で売られてたけどね。

・ご飯に関するラッキーとアンラッキー。
腹が減ったけど料理をしたくなくて、マックへ行こうとしたけど人がいっぱいだったので、少々高いが近くのモスへ。したらば、期間限定メンチカツバーガーがめちゃくちゃ美味。至福の時間。
数時間後バイトに行ったら、賄いがメンチカツだったけどね。

・間食に関するラッキーとアンラッキー。
バイト後、駅前に行ったら、ワゴン車式のクレープ屋。疲れてたので、チョコブラウニークレープを買う。食いながらめちゃくちゃうまいなーと思ってたら、クレープ屋は直後に片付け始める。どうやら自分は最後の客だったようだ。
家に帰ったら、母が僕のうちに入ってたらしく、差し入れにホールケーキが置いてあり、すごく嬉しかった。腹いっぱいで食えなかったけどね。

・例えば、人のためを思って、今までとは全然違う道を歩き、自分をごまかし、それ故に人に嫌われたりする。ああもうダメだと観念して自分のためだけに今までどおりの道を歩くと、思わぬ成功のチャンスに出逢えたりするのはけっこうあることなんじゃない?
後で人から聞いた話だけれど、「人の為に善いことをする」と書いて「偽善」らしい。
「情けは人の為ならず」っちゅうのは本当なのね。いろんな意味にもとれるし。

・ラッキーとアンラッキーは常にワンセットなんだなあ。
そう思うと、幸運に浮かれる油断もないし、不運に沈みすぎることもない気がしてきた。
日常のそんなふとした瞬間、探してみると意外と面白いかもよー?

ON AIR#752 ~くちぶえ番長/重松清~

・ちゃんと本も読んでます。好きな作家ばかりだけど。
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主人公のツヨシが、マコトっていう小学四年生のときに会ったある女の子をモデルに描いたというお話。
ツヨシは大人になって作家になって、マコトとの思い出を個人的満足だけれどみんなに聞いて欲しくて発表したという、そんなプロローグから始まる。

・となると、これは作家の重松さんの実話を基にしてるのか、と思うのだが、吃音による葛藤を感動的に描いた「きよしこ」よりもフィクション性が高く(重松さんは実際に吃音性がひどかった少年期を体験している。ちなみに「きよしこ」の主人公は「白石キヨシ」である)、肩の力を抜いて、ほのぼのと楽しめる作品だった。でも、要所ではちゃんとテーマを重きにして書いているし手は抜いてないのも覗える。

・21歳になってみても、小学生のツヨシの話を聞いていると、四年生のころからそんなに変わっていない部分がある自分に気づく。悪い部分の方ばかり思い出してしまい、ちょっと凹む。いい部分はあんまり受け継いでないなあ。だが、確実に自分もそういう小学四年生の頃があったことにも気づくことができた。

・そういう意味では、児童文学らしい作品だが、今読んでみても本当に面白い。たぶん自分が小学四年生の娘、息子の父、母になってから読み返すのもいいんじゃないかな。いろいろわかることが多かった。

ON AIR#751 ~バイト先にて~

ホンモノの鶴竜(力士)に会っちゃった!!

このバイトやって一番報われた瞬間だったかもしれません。

ON AIR#750 ~くやしい~

数々の友達がエントリーシートの呪縛から今だけでも逃避しようとして、頑張っている。きついのかな。時には息抜きも大切。
なんか、病む人もやっぱりいるよ。初めて大きな壁にぶちあたる人もいるだろうしさ。ゆっくり上らないと。

かくいう僕は人生初ビリヤードで負け、雑誌の文責に「全然ダメ」と言われ、今からバイトという始末。
あーくそー。帰ったらまた書かないと。